清宮の逸材ヨイショ感がヤバい
NOAH 10.11 両国国技館で開催するビッグマッチの目玉カードの一つとして発表されたのが、まさに“夢カード”とも呼ばれるタッグマッチだ。
引退カウントダウン中の棚橋弘至と清宮海斗がタッグを組み、対するは丸藤正道と拳王。
華やかな顔ぶれに会場は沸くが、この試合の本質は“拳王の怒り”にあると言っていいかもしれない。
そもそも棚橋選手が拳王との試合を「初対決」（ATで激突済み）と言い放ったことから、更に炎上したような感じだ。
コロナ禍の中『ALL TOGETHER AGAIN』で少しでも元気になってくれたプロレスファンのみんな申し訳ない。
棚橋弘至は忘れてても俺はあの大会しっかり覚えてるからな！
10.11両国でもプロレスを見て元気になってくれ！！！#noah_ghc #njpw #WODS pic.twitter.com/SrfENh7CHK
— 拳王 (@kenoh_prowres) October 2, 2025
拳王は常に「NOAHを最高峰へ」プロレス界の序列や形式に牙を剥き、現状に満足しない姿勢こそが彼の存在意義だけに、その拳王が、清宮と棚橋のKY感に黙っていられるはずがない。
一方で棚橋選手と丸藤選手の対決は、長年の信頼関係が前に出すぎてしまい、対抗戦の鋭さを欠きかねない。
重役同士が肩を並べるような空気では、観客が本当に望む緊張感は生まれにくいだろう。
いっそ、元金剛で、藤波辰爾の元弟子である征矢学や、ヒロムの行動に怒り心頭のジュニア戦士らを大抜擢してみても面白かったかもしれない。
負けたにしても、棚橋相手に爪痕を残したら最高ではないだろうか。
ファンが求めているのは、予想外の火花とも言うような怒りに満ちたぶつかり合いだけに、唯一、拳王こそが舞台を引き締め、仲良しムードを粉砕できる唯一の存在だ。
実際、新日本プロレスはかつて退団劇や契約の波乱で大きな話題を提供してきた。
しかし今では年功序列的な構造が目立ち、刺激的なサプライズは少なく、むしろマリーゴールドやNOAHの方が“今のプロレス”をしていると感じるのは、多くのファンの実感だろう。
退団するのは、飯伏幸太、オカダカズチカ、内藤哲也など、もっと、もっと見たい選手ばかりだ。
試合もないのに、居続けるベテランたちは、誇りをどこかに無くしてしまったんだろうか。
清宮も、以前は棚橋にガンをとばし、G1初出場時は、散々、新世代を挑発してたのに、何故に、そこの社長をあそこまで持ち上げるのか？
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📢10.11両国【全対戦カード】決定‼‼‼
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「LINEヤフー PRESENTS WRESTLE ODYSSEY」
📅10月11日(土) 15:00開始/13:30開場
🏢両国国技館💠第7試合・スペシャルタッグマッチ
棚橋弘至(新日本プロレス) 清宮海斗
vs
丸藤正道 拳王#noah_ghc#njpw#WODS pic.twitter.com/3j580TkO0M— プロレスリング・ノア ｜PRO WRESTLING NOAH (@noah_ghc) October 2, 2025
そして、GHC王者が意味不明の日本団体所属なのにアメリカ在住で会見不在。
一方で、拳王が会見乱入時に、「TOEIC試験受けてたじゃないですか！？」の清宮海斗ツッコミは最高だったw
いずれにせよ、楽しみなカードだけに予定調和な終わり方でない、かつての中嶋勝彦が張り手一発で、遠藤哲哉をKOしたような、波乱必死な試合展開に期待したい！！