第339話「巨獣神話の崩壊!!」
強烈なビッグ・クエルノタービン(ハリケーンギガブラスター風の技)をマンモスマンに叩きこんだコーカサスマン。
マンモスマンの巨獣パワーへの自信を挫くべく、ビッグ・タスク・ウィズ・ノーズ・フェンシングを難なく躱す。
逆にマンモスマンの巨躯を楽々リフトアップに持ち上げる。
体格差は、スーパーヘビーとジュニア程にあります。
コーカサスマン「余の力を抑え込めず、自慢の鼻と牙に続いて、力まで封じられる。その気分はいかがなものかな?」
丁寧な口調でマンモスマンを更に逆上させる。
超神は超人の思い上がりを挫きにきただけに有効な手段です。
そして、自分をドチビと称し、圧倒的なパワーからのクエルノ・ブレートフリップ(バックフリップ)で叩きつける!
大ダメージを負い、冷静さを失ったマンモスマンの攻撃は全く当たらずに、追撃のクエルノボンファイヤーを喰らってしまう。
超人血盟軍のマンモスマン試合解説
マンモスマンの大苦戦を上空モニターで見つめる血盟軍の5人。
バファローマンは同じタイプの超人であり、かつて相当追い詰められたライバルの苦戦を危惧します。
知性と凶暴さを兼ね備えたマンモスマンは最強で最凶だったが今の冷静さを失ったマンモスマンでは勝てないとダメ出し。
バファローマンは、サバイバルマッチで正直、手も足も出なかったマンモスマンが超神に手玉に取られる姿を見ていられないのでしょう。
ソルジャーも冷静に分析する。
「マンモスマンも自分が不利になる状況に慣れていないのだ。ヤツの中で何かが壊れる(弾ける)のを待つしかない」
いついつかなる時でも的確にアドバイスするソルジャー。血盟軍のメンバーが従う訳です。
謎の声は、この二人のどちらかでは?
青息吐息のマンモスマンに、遂にトドメの落下系フェイバリットを仕掛けるコーカサスマン。
「ペギペギ 思いあがった超人よ。その歪んだ誇りと共に屈辱にまみれて砕け散るがよいーっ!」
強烈なエクストリームクエルノーッ!!がマンモスマンに完璧に決まります。
倒れ込み、勝負あったと思われた刹那、耳元で・・マンモスマン、マンモスマン!と誰かが囁きます。
絶体絶命の状況で、その声だけは聴きとるマンモスマン。 ここで339話は終了。
推測するに、この声の超人は二人考えられます。
一人は、知性チームのリーダー・フェニックス。
いくら彼が冷酷なリーダーだったとしても、キン肉マンとの出会いで変わります。
ビッグボディとのタッグチーム出陣前に、起死回生のアドバイスを送っているやもしれません。
そして、もう一人が重要で、仮面のペルソナ・ロビンマスク。
王位争奪サバイバルマッチ決勝戦での、ロビンマスクとマンモスマンの死闘は感動ものです。
友情のトライアングル・タワーブリッジは、最高のコンビネーション。
しかし、この大ピンチの状況にあってありきたりの超人のカットインはないはず!