キサスブロンコに悔いなし
ウォーズマンの体内リングでアシュラマンと初めて相対して以来、幾度となく激闘を交わしてきたテリーマン。
その因縁深い相手が、戦いの最中に「お前はこんなもんじゃないだろう!」と檄を飛ばす。
かつて互いに命を賭して戦った者だからこそ響く、魂を揺さぶる叱咤だった。
さらにテリーの脳裏には、同じくウォーズマン体内で出会った仲間・ジェロニモの決死の行動を思い出し、
地球のために命を張ったその記憶が、闘いの中で揺らぎかけた“本来の自分”を呼び戻した。
どんな理不尽が襲おうと、人生に後悔などない――。
己の生き様を誇るように放ったテリーマンの咆哮が、エンデマンの誇示する虚勢を打ち砕く。
まるで偽物の強さなど吹き飛ばすかのように「イチからもう一回作り直してこいーっ!」と叫ぶその姿は、まさに誇り高きテキサスブロンコそのもの。
そして、あの“燃える闘魂”が語っていた格言――どれほど巨体の相手でも寝かせてしまえば恐れる必要はない――その精神を体現するかのように、テリーマンは新関節技・テキサストルネード・リバースショルダークラッシュを極める!
悔いのない人生を叫び、誇りを胸に戦うテリーマン。その魂の技が、闘いの流れをついに変えていく!
『キン肉マン』513話「テキサス流フルコース!!の巻」ただいま更新されました。次回更新は、12月8日(月)となります。よろしくお願いします。https://t.co/Tqe0fy3DdM
— 【最新89・90巻】キン肉マン集英社漫画スタッフ【公式】 (@kinnikuman_pr) November 30, 2025
~ブルドッキングヘッドロックに、テキサスクローバーホールドと、テリーマンといえばの往年の技を決めていく。
エンデマンの自信自慢の技で切り返していくも、ペースを奪い返された動揺は否めない。
そして、義足をも活かした方法で技を返し、フルコースのメインディッシュとして、テリー代名詞のフェイバリットに味付けを加えたカーフブランディング・ガーニッシュを叩きこんだ!!