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棚橋弘至引退試合はレインメーカーオカダカズチカ!!

棚橋弘至
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太陽に雨を降らすのか

2026年1月4日。東京ドームの歴史に、またひとつ大きな証が刻まれる・・・棚橋弘至の引退試合、その対戦相手がついに発表されたのである。

外道が“ふさわしい相手を用意する”として名乗りを上げた時点で、ファンなら察するべきだったのかもしれない。


2012年のレインメーカーショック以降、常に新日本プロレスの主軸であり続け、現在はAEWへ移籍した男――オカダ・カズチカ。この一報で、ドームの空気が一瞬にして変わった。

振り返れば、棚橋弘至、中邑真輔が日本人トップの二枚看板として団体を支えた時代に、若きオカダは突如その扉を破壊するように現れた。

暗黒期を脱しきれずにいた新日本に、一陣の旋風――いや、“豪雨の予兆”をもたらしたのがオカダであり、ニュージャパンライジングを起こした象徴となったかもしれない。

そして、何よりも忘れてはならない事実が、レインメーカーショックを起こしたその時の相手こそ、棚橋弘至だった。

大阪府立や東京ドームなど、ビッグマッチの数々を彩り続けてきた棚橋とオカダが積み重ねた試合は、単なる名勝負ではなく、新日本の“新時代”という物語そのものだった。

互いのスタイルが衝突し、進化し、団体を背負い合いながら階段を駆け上がり、プロレス界を押し上げた、まさに歴史的ライバル関係だ。

オカダが棚橋からIWGPを奪い取った試合や、棚橋が何度も意地を見せ、立ち上がり、拍手が止まなかった防衛戦など雨のメモリーが止まない。

そのすべてが、“棚橋弘至のキャリアを語る時、オカダなしには説明できない”という事実を形づくっている。

今回、現社長として団体を背負う棚橋のラストマッチの相手を務めるというのは、想像を絶する重圧だ。


しかしその重責を引き受けられるレスラーが、今の新日本内にどれほどいるだろうか。かつての盟友・中邑真輔はスケジュール的にも現実的ではなく、退団した制御不能なカリスマ 内藤哲也も同様かもしれない。

であれば、残された“最適解”はただ一人、オカダ・カズチカ以外に誰がいるだろうか。

しかも彼は、レジェンド・オブ・レジェンド天龍源一郎の引退試合まで背負った男であり、前例が違う、プレッシャーの扱い方が違う。

引退試合の文法を知りながら、なお“自分の色”を押し出せるレスラーなど、世界でも数えるほどしかいない。

棚橋弘至が描く逸材FLNALであり、そしてオカダ・カズチカが見せる2026年版最新レインメーカー――。


この一戦は過去を振り返る試合ではなく、二人が築いた“新日本の黄金期”そのものの証明になるだろう。

それほどの歴史と使命感が、2026年1月4日、東京ドームにぶつかり合うのだ。


逸材エースの栄光の終幕と、ワールドレインメーカーの使命、いずれの表情も見逃してはならない。

全プロレスファン必見の“物語のラストページ”が、来年の1.4東京ドーム、果たして二人は、どんな未来への架け橋を描いてくれるのか要注目!!