因縁が絡み合う10人タッグ
イッテンハチの全試合の中で、試合前から最もヒートアップしていたのはロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン対金剛の10人タッグで間違いないでしょう。
何しろ、この二つのユニットに両団体の黙ってられない性分の(笑)論客が揃っています。
金剛はリーダー拳王と中嶋勝彦。
LIJに至っては、内藤哲也に鷹木信悟、高橋ヒロムと3人も所属してます。
そして、過去の因縁や繋がりもまた多く存在しています。
内藤哲也-中嶋勝彦-鷹木信悟。
鷹木信悟-タダスケ。
SANADA-征矢学、そして、高橋ヒロム-覇王(セコンド)
そして、拳王は因縁関係なく、プロレス界のトップ・内藤哲也をターゲットに絞ってます。
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金剛は二大王座を手中にして臨んでますが、鷹木信悟はオカダに敗北し、最高峰を手放してしまう。
そのため、本当のメインイベントからは外れてしまった分まで鷹木信悟は暴れまわる必要がある!
金剛vsLIJの総力戦
先発は中嶋と内藤になるも、いつも牽制を見せると、金剛が一斉に襲い掛かる。
両軍入り乱れるのは、多人数タッグマッチの醍醐味でしょう。
金剛は試合が組まれていない覇王・仁王も加わっての総力戦で勝負を有利に繋げます。
LIJは本当にメンバーを厳選している分、人数が限られてますが、そろそろ新戦力が加わっても面白いかもしれません。
内藤と中嶋は、内藤のアームドラッグにスピード感ある展開、拳王と内藤哲也も激しいエルボーの応酬などやり合う。
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金剛のトップ二人が内藤にばかり気がいっているのを、強引に鷹木が振りむかせて激しい攻防を展開。
多人数タッグ戦では、どうしても捕まる選手が出てきてしまう中、今宵もLIJはBUSHIが捕まる。
エンパイアとの試合も散々、BUSHIが捕まりましたが、ある意味で苦労を買ってでるBUSHIに頭が下がります。
これだけのメンバーで15分ぐらいで終わったら正直、勿体ないなぁと思ってましたが、25分を経過するロングマッチとなります。
最後は、闘龍門時代からの間柄、鷹木信悟-タダスケの間で勝負が決する(ラスト・オブ・ザ・ドラゴン 26分33秒)
最後は、決まるべきところで決まってしまった感は否めませんが、初見の攻防も含め、見ごたえある試合だったのは間違いありません。
金剛なら拳王か中嶋、LIJなら内藤か鷹木がピンを取られるようなことがあったら最高に激アツで、太い線となって繋がっていたでしょう。
試合後、ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンは5人揃っての勝利のグータッチで締めます。
LIJは5人全員・・いやSANADA以外(笑)は試合後にコメント。
最後の最後まで、Tシャツを着たまま試合した内藤ですが、金剛の選手たちから予想以上の刺激をもらった、またその刺激を感じたいと話します。
内藤哲也
・・・また彼らが来るのを待つか? もしくは我々が彼らのリングに乗り込むか?
さあどうしようかな? まぁでもさ、答えは分かるでしょ?
そう、まさにトランキーロ、あっせんなよ!
引用:新日本プロレス公式サイト
トランキーロはほんとに汎用性バツグンですが(笑)次は、会社主導ではなく、選手各々が名前を出しての対抗戦をしたいと発言。
両団体の今年のビッグマッチ日程を見れば分かりますが、この続きは間違いなくあるでしょう。
その近い日まで・・・トランキーロ、焦らずに待ちましょう!