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ワールドプロレスリング オレのメモリアルバウト 石森太二編

プロレス番組/本
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グレートムタ vs 新崎”白使”人生

1996年4月29日 東京ドーム 

流転のプロレス人生を歩んできた石森太二。

闘龍門からノア、そして新日本プロレスに辿り着き、IWGP Jr王者に戴冠。

ムタの試合は石森の試合スタイルにも影響していると話します。

 

グレート・ムタと白使としての人生との試合。ムタが格好良すぎる!!

今の、おどろおどろしいマスクをしたムタもクールですが、まだ(笑)髪の毛がある時のムタと言えば、身体付きにしても何にしてもザ・スーパースター。

 

試合もヒール殺法全開で、WWE(WWF)帰りの、写経を身体中に施した白使こと新崎人生が相手にならないような試合展開です。

しかも、人生の持ち込んだ卒塔婆を叩き折るという悪行三昧。

後年、武藤はバチがあたるんじゃないかと話しています。

 

しかも、その叩き折った卒塔婆の端くれで人生を大流血させる。

その後、人生の白帯を使っての宙吊り絞殺刑という魔界殺法。

 

終盤戦、人生も念仏からのダイビング・ヘッドバットを敢行。

しかし、必殺の念仏パワーボムがトップアングルにいったところをムタが狙いすましての毒霧噴射し、ムタがトップロープからの手刀を落とす。

 

フィニッシュは、ラウンディング・ボディプレス!

ペイントは殆ど剥がれて武藤となっています。

愚零闘武多(ムーンサルトプレス 19分44秒 )新崎”白使”人生

高橋ヒロム vs 石森太二 

2018年6月4日 後楽園 BEST OF THE SUPER Jr.優勝決定戦

スーパージュニア決勝戦! ヒロムとの初対決で大きな感触を掴む!

 

ヒロムの人気は圧倒的です。

後楽園ホール観客席の最上階近く迄、練り歩いての攻防はインディーの盛り上がりを彷彿させる。

 

ヒロムのホール観客席通路でのジョン・ウーや、逆に石森がパワーボムをウラカンで切り返して、ヒロムが階段を転落したりと、ヒヤっとする場面も多数ありました。

ボディビルの大会に出ても見劣りしない石森の身体、腹筋が素晴らし過ぎる! 

 

この試合の終盤でヒロムが放った変形のタイガードライバー91のような荒業!落下の角度がヤバすぎる! 

 

最後は、TIME BOMBでフィニッシュ。

しかし、実質、変形タイガードライバー91で決まってました。

 

高橋ヒロムがBOSJ初優勝を果たす。

〇高橋ヒロム(34分1秒 TIME BOMB→体固め)石森太二

 

石森は、敢えて負けた試合をセレクト。 

 

それほど、この試合は、勝敗を超える程の盛り上がりと充実感を見せます。

新日本にジュニアになくてはならない存在となっている石森の更なる飛躍に期待です。