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【刃牙らへん】主人公は範馬刃牙じゃない?ジャック兄ッッ

刃牙シリーズ
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主人公が存在しない「刃牙らへん」

『刃牙道』『バキ道』──そこにあったのは、絶対的な敵である宮本武蔵と野見宿禰がいた。

そして、それを迎え撃つ“主人公・範馬刃牙”という構図だった。


だが、『刃牙らへん』は違う。ラスボス不在。刃牙ですらオブザーバーであり、闘いの主役は、名もなき“らへん”たち──

その中で、最も熱く、最も暴れているのが、あの男、ジャック・ハンマー!!


範馬勇次郎の血を引き、刃牙の兄だが、その過去には、敗北の歴史が刻まれていた。


ドーピング、薬漬け、敗北、悔しさ、嫉妬と、何度も、何度も、地に這いつくばった。

だが今、“噛道”という独自の境地に到達したジャックは、完全に別人だった。

その相手となっていったのが、これまた忘れられない重要キャラであり、卓越した戦士たち

鎬昂昇
“紐切り”の異名を持ち、神経剥離を自在に操る武道家であり、長き沈黙を破り、“今”の実力を証明せんと挑んだが、ジャックの“飢え”の前に成す術なく沈む。


骨すらも噛み砕くジャックの顎に、昂昇の技は通じなかったッ!

そして続いて対峙したのが──
あの、白亜紀の戦士。原人最強。
ピクル

範馬刃牙ですら「技術」で決着を付けたように見える“過去最強の生物”。


しかし今、ジャック・ハンマーはそのピクルをも凌駕する闘志と肉体で圧倒する。


“原始の怪物”と“現代の狂気”であり、闘いは、もはや牙と牙がぶつかり合う、野生の極限であるのが、ジャック・ハンマーだッッ

そして──
『刃牙らへん』第5巻で、地下闘技場で仕合いそうなのが、喧嘩師・花山薫との激突。


仁義と正装を貫く“喧嘩師”と、噛み付き上等の“獣”との一騎打ちはどうなってしまうのか、誰にも予測できない。

『刃牙らへん』──それは“主役未満”が躍動する新時代の刃牙。


そしてその中心には、今、間違いなくジャック・ハンマーがいるッ!!