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YOSHI-HASHIvsTAKESHITA!一瞬だけど永遠YOSHIのハートは砕けない!!

G1CLIMAX35
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本命なきG1リーグ戦

本命不在、大混戦――そんな言葉がこれほど似合うG1が、かつてあっただろうか。

2025年、G1CLIMAX35。AブロックもBブロックも、絶対的王者や前年度覇者でさえ次々と星を落とし、気づけば勝敗表は大渋滞。

毎大会ごとに勢力図が変わり、誰が抜け出してもおかしくないサバイバルが続いている。

そんな中、8月5日大阪大会で特に注目してるのが、Bブロック YOSHI-HASHI vs KONOSUKE TAKESIHITA戦だ

YOSHI-HASHIは、今大会、序盤から快調な滑り出しを見せ、短い試合時間ながら連勝を重ねて一時はリーグ首位にも立ち、出場枠決定戦からG1の主役争いに堂々と加わっているのだ。

一方、対戦相手TAKESIHITAは、結果的にゲイブ・キッドを欠場に追い込むほどの苛烈なファイトスタイルで、「ジ・アルファ」の異名に恥じないインパクトをG1でも見せ続けている。

所属こそ新日本プロレスだが、その佇まいはまさに“半・外敵”。全身から滲む異質さは、リング上で対峙するだけで空気を一変させる。

だからこそ、この一戦が“G1の分水嶺”になる予感がしてならない。

そして、今このタイミングだからこそ、改めて思い出したい。YOSHI-HASHIがG1で最も輝いたあの試合、そうケニー・オメガ戦だ。

当時、新日本の中心に君臨していたケニー・オメガとYOSHI-HASHIとの一戦は、誰もが「結果は見えている」と思っていた。

しかし、その予想を裏切り、YOSHI-HASHIは王者を相手に真っ向勝負を展開し、最後は見事に勝利をもぎ取り、アップセットを起こし、試合後のインタビューでYOSHI-HASHI史上、最大の名言を残した。

「物事が変わるのは一瞬だ!」

あの言葉は、彼のキャリアとファンの心に深く刻まれており、あの勝利を境に、YOSHI-HASHIは“挑戦者”から“生き残る選手”へと変貌を遂げたのだ。

今このG1において、YOSHI-HASHIにとっての「次の一瞬」は、どこにあるのか。

それが、まさにこのTAKESHITA戦かもしれない。

ケニー戦が彼の分岐点だったように、今大会でもう一度、あの“変化の一瞬”を自らの手で掴めるかどうか。

AEW TAKESHITAを相手に、YOSHI-HASHIがヘッドハンターとしての本領を発揮し勝利をもぎ取ることができれば、あのケニー戦を超える“G1ベストバウトになるのではないか。

何よりもこの勝利は、Bブロック突破に向けて大きな一手となるだろう。

YOSHI-HASHIは、華やかなキャリアを歩んできたレスラーではない。だが、だからこそ一つ一つの勝利が、言葉では語り尽くせないほどの価値を持っている。

G1という真夏の死闘の中で、再び彼が残す名言は、果たしてどんな言葉だろうか。

「一瞬だけど、永遠に――」

ケニー・オメガ戦で生まれた伝説の続きを、今度はTAKESHITAという“壁”を乗り越えて刻む時が来た。

YOSHI-HASHIがその手で引き寄せる、次なる永遠の一瞬を見逃す訳にはいかない、あぁーーっ!

追記

YOSHI-HASHI負けはしたものの、TAKESHITAにレインメーカーオカダカズチカに近いものを見たようだ。

しかし、それでも元CHAOSの同志 オカダカズチカの方がモンスターと話す、YOSHI-HASHIの夏も魂も終わらない!!