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宮原が潮崎出戻りに激昂!人はそんなに変われない・・三冠戦どうなる!?

全日本プロレス
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潮崎豪リターンズ

過去にNOAHから全日本プロレスへと決意の移籍を果たした潮崎豪。

 

しかし、わずか2年で再びNOAHへ戻ると、今回はそのNOAHを退団し、またも全日本プロレスへの“リターン”を果たすという展開に、業界内外がざわついた。

 

全日本に誘われたとはいえ、この流れはさすがに“節操がない”と感じるファンも多いだろう。

 

ましてや、かつてタッグパートナーとしてベルトを共有した宮原健斗からすれば、潮崎の退団に伴うタッグ王座返上という、選手として最も苦い経験を強いられたのだけに、怒りの矛先が潮崎に向かうのも当然と言える。

宮原のこの不機嫌さ、苛立ち、そして激情。これほどまでに感情を露わにした姿は、かつて“闘魂スタイル”を掲げた中嶋勝彦との因縁以来ではないだろうか。

 

だが、宮原にしても拳王にしても、試合前の煽りや言葉選びの巧みさは、まさにプロレス界随一。

 

リング上だけでなく、YouTubeを駆使して話題をつくる“トップユーチューバー・レスラー”としての力量も折り紙付きだ。

 

本気で怒っているのは間違いないが、それが試合後にどのような形で昇華されるのか、誰にも予想できないし、そこがまた、プロレスの醍醐味でもある。

 

一方の潮崎は、自ら「出たい」と思ったら迷わず行動に移すタイプに見えるし、仲間を置き去りにしてでも、自分の信じる道を貫くのではないか。

 

TEAM NOAHなんて、潮崎の潮崎のための潮崎によるTEAMだと大多数のファンが思ってだろうし、それをある意味、投げ出して退団するという・・・

 

ある意味、己の欲望に素直であり、それこそが彼の“生粋のナチュラルヒール”としての魅力なのかもしれない。

 

人はそんなに変われるものではない——まるでニュータイプ論争のような言葉だが、潮崎にはそれがしっくりくる。

宮原健斗が全日本の誇りとファンの声援を背に、潮崎豪の“欲”を跳ね返すのか。

 

あるいは、潮崎が己の欲望を爆発させ、ナチュラルにリミットブレイクを果たすのか。

 

10.21後楽園ホール、リング上で交錯する二人の思惑に、誰もが息を呑むことになるだろう。