4代目虎の新たな挑戦
WORLD TAG LEAGUE2021は勝敗の行方やマッチメイクの楽しみもありますが、出場チーム自体もバラエティに富んでいて面白い。
ここで注目したいのが、ジャスティス・永田裕志と四代目・タイガーマスクの階級の壁を越えたタッグチーム。
両選手共に新日本プロレスを支え続ける大ベテランであり、元IWGPジュニアとヘビーのシングル王者でもあるだけに実力も申し分なし。
しかし、一つ思うのが、黄金の虎がリスペクトする永田からの熱い要請とはいえ、IWGPジュニアタッグをロビー・イーグルスと戴冠した直後に関わらず、BOSJ28ではなく、WTL2021を選んだのか?
その問いに関して、タイガーは自身の公式日記で触れています。
タイガーマスク
(ここ何年の出場資格として)日本では、Jrの選手は皆、出場できる。
何の実績が無くても出場できる。 それってどうなんだろ?
世界最高峰のJrの選手を決める! ってコンセプトだったのに、実績が無かろうが全選手出場できる。
そんな思いがここ何年かありました。
そんな中、自分がもし今年のSUPERJrに出場できた場合、昨年ほぼ欠場したいたのに出場できる・・・これって自分の中では無いんじゃないか?って思いがあったんです(抜粋)
出典引用:新日本プロレス公式サイト
タイガーマスクがBOSJ28に出なかった理由としては、こういった理由があったのかと思うと納得できる。
じゃぁ、WTLは実績はあるのか?というと、永田が言う”もう一つ新たな分野を目指して見るのもレスラーとしての一つじゃないか?”との言葉にビビッときたようです。
ジュニアのタッグには戴冠したにせよ、最近のシングルの実績では何も残せていない。
その上で出たとすれば、自分の信念や考えとは違うのではないか?と悩みぬいた末での決断です。
であれば、永田裕志とタイガーマスクのナガタイガーは、全12チームの中でも話題性のあるチームなのは間違いない。
ここまで3連敗と苦しい序盤ですが、必ずや、本隊チームとして、タッグパートナーは違えど、元タッグ王者チームとしてジャスティスな勝利を上げてくれるでしょう!