何故、時間無制限にしなかったのか
11.28 GHCヘビーとナショナル王座の2冠戦が中島勝彦と拳王の金剛の頂上対決として行われました。
凄まじい魂と肉体の削り合い、いつ意識が吹っ飛んでもおかしくない鋭角で強烈な打撃のぶつかり合いに、PFSにダイヤモンドボム、バーティカルスパイクと一撃必殺が必殺として決まらない程の負けたくない強固な意志のせめぎ合い。
試合は最後の1分を切ってでも張り合いの応酬となり60分時間切れ引き分けと互いの王座を防衛する結果となります。
昨年、行われた2冠戦、潮崎豪対拳王と同じく60分時間切れ引き分けとなりました。
正直、40分を過ぎたあたりからこれは時間切れになりそうな雰囲気が漂ってきました。
何故、拳王は自身が一度、経験しているのに今回の2冠戦をGHC管理委員会に掛け合って、時間無制限1本勝負にしなかったのだろうか。
拳王程の発言力と行動力があれば、おそらく認められたでしょう。
疲労困憊だったために体力は残ってなかったと思われますが、延長戦を申し出なかったのだろうか。
拳王は専門誌の自身の連載や発言でも絶対に1月1日の日本武道館で最後に入場する!と再三再四言っていたので、何故に動かなかったのかを残念に思えます。
次に2冠戦が行われるときは、時間無制限に変更されることを願います。
潮崎豪登場も、やけにほっそりし過ぎじゃないだろうか
激闘を終えたメインの余韻が思い切り残る中、欠場後、沈黙を守ってきた潮崎豪登場が電撃登場し、GHCヘビーの挑戦者に名乗りを上げる!
潮崎を見た第一印象としては、以前よりもイケメンになってるなぁと思います(笑)
おそらく、髪型と顔のラインが細くなった影響だと思われますが、シェイプダウンし過ぎじゃないかなと率直に思います。
潮崎は決め台詞の「I AM NOAH」を決めて、王者 中島勝彦もそれを真っ向から受け止める。
中嶋勝彦ー潮崎豪の因縁、関係は根深いものがあり、ゲスト解説のケンコバも言ってましたが、見てる方が引くぐらいの(笑)仲の良さを前面に出した二人きりのユニットでした。
しかし、それは勝彦の演出だったのか、潮崎を裏切り反目に回る。
その時に王者として受けて立った潮崎は、中嶋を返り討ちにしました。
ですが、現在の中島勝彦は、N-1VICTORYを史上初の2連覇を果たし、タイトルマッチで宿願だった丸藤正道を撃破。
そして、金剛の創設者でありツートップの一人、拳王の挑戦も退けた盤石の王者。
一方の潮崎は、負傷は癒えたにせよ、長期欠場からくる試合勘と、強烈な打撃や衝撃に耐えれるコンディションを戻せるのか?非常に気になるところ。
12.5 愛知大会で清宮と組んで、最強コンビと言える中嶋&拳王との前哨戦に挑む潮崎。
復帰戦にして、非常にキツイ試合カードですがどういったファイトを見せてくれるのか、要注目です。