新勢力のマスカレードが早くも分裂か?
新日本プロレスやスターダムをはじめ、今や全団体にユニット(軍団)があるといっても過言ではないですが、ユニット抗争、裏切りや新ユニット結成に関してはドラゴンゲートが最先端で面白いのではないでしょうか。
そしてドラゲー内で久々にユニット間で大きな動きがありそうです。
若手中心の新世代ユニットとしてリーダーのシュン・スカイウォーカーを筆頭に結成されたマスカレード。
YAMATOに奪われるまではシュンがドリームゲートの防衛を続け、箕浦康太らもトライアングル・ゲートを保持するなど、数あるユニットの中でも突っ走ってきます。
しかし、ユニットの仲間であるドラゴン・ダイヤが試合に敗れ、直接でないにせよシュンが加担した、もしくは自分のマスクを守るために不可解な行動をとり、そこからメンバー間の関係がギクシャクなり始める。
そして、12.15後楽園ホール大会でストーリーが一気に動き出す!
当事者のドラゴンダイヤは「・・シュンさんを責めないでください。僕は大丈夫ですので探さないでください(抜粋)」とメッセージを残し、失踪?してしまう。
その状況下でも、シュン、箕浦、ジェイソン・リーは、REDのEita、石田凱士、H.Y.Oが持つトライアングルゲートに挑戦し、シュンがSSWを石田に決めて何とベルト奪取に成功(8分41秒)
しかし、雨降って地固まるとはいかず、1226福岡で、マスカレードを立て直すためと箕浦が提示したのは、箕浦が勝ったら、シュンがマスカレードを出ていくという追放案。
【12.26福岡国際センター大会追加決定分対戦カード情報】
●シュン・スカイウォーカー敗けたら即MASQUERADE追放SPマッチ
シュン・スカイウォーカー
vs
箕浦康太⇒https://t.co/xbZmCPw8Pq#TheFinalGate2021#DRAGONGATE #ProWrestling pic.twitter.com/YcJ6nGAAYd
— DRAGONGATE (@dragongate_pro) December 15, 2021
設立者に負けたら出ていけという、過酷な提示であり、シュンが勝ったとしても本当に絆が戻るのかも不安定です。
更には、見えないところで動いているでお馴染み(笑)暴走マスキュラー・土井成樹がついに動き出す。
土井の新ユニットの中心には箕浦康太を推す
マスカレードの命運は箕浦が握っているようですが、この混乱の最中、吉野正人引退後もどのユニットにも属さなかった土井成樹が新ユニット結成をぶち上げる!
新ユニットは、自身がトップとして動くのではなく、参謀、サポート役に徹し、センターに立つのは”箕浦康太!”と宣言!
横須賀享や堀口元気がナチュラルバイブスのリーダーであるKzyを盛り立てているように、土井は更に若い箕浦を推しててて、会場の女子占有率を90%にまで引き上げるつもりです。
今年の神戸ワールド記念ホールで、REDのEitaからシングル初勝利の大金星をゲット。
先のYAMATOとのドリームゲート戦でも吉野から受け継いだ秘技、ソル・ナシエンテを披露。
王者を追い込むなどの急成長ぶりを見せる箕浦だけにいきなりモテモテの状況になります。
この大活躍があったからこそ、箕浦も大きな自信となり、土井も白羽の矢を立てたのでしょう。
2021.12.15 東京・後楽園ホール LIVE配信🎥‼️まさかの展開!?
■3WAYタッグマッチ 土井成樹 & 吉田隆司 vs BIGBOSS清水 & U-T vs SB KENTo & ディアマンテ https://t.co/Ods5zI3yL2 #DRAGONGATE #Prowrestling #DragonGateNetwork pic.twitter.com/Kok1Tfc7kD— DRAGONGATE NETWORK (@dragongatentwk) December 15, 2021
こうなると、箕浦のマスカレード脱退は決定的ではないでしょうか。
最早、勝っても負けてもマスカレードを抜けた方が自分自身の実力は上がるだろうし、更には土井のユニット結成に加われば注目度も俄然上がるでしょう。
まぁ、新ユニットの方は二枚舌(裏切り)の土井ちゃんでもあるだけに(笑)それ自体どうなるかも気になります。
ヒールユニットREDも、リーダーEitaとH.Y.Oの関係も先行き不透明な部分があるだけに、こちらも何らかの動きがあるやもしれません。
ドラゴンゲート、2021年最後のビッグマッチ、福岡国際センターで箕浦康太はどういった行動を選択し、突き進んでいくのか、要注目です。