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【有田哲平のプロレス哲学】感想 有田さんが考える理想の団体とは!?

プロレス番組/本
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伝道師が紐解くプロレスの多様性

芸能界イチのプロレスの伝道師と言えるくりぃむしちゅーの有田哲平氏。

 

その有田さんがプロレスのエトセトラを噛み砕き、自身の哲学に置き換える。

 

初っ端からメジャーとインディーについて始まりますが、いきなり「パイオニア戦志」という言葉が飛び交い(笑)普通のファンじゃ絶対に知りません。

 

他にもプロレスLOVEや、後楽園ホール、入場曲、武者修行など、プロレスファンならお馴染みの言葉、出来事について、概念から自身の哲学を話してくれます。

 

大きな括りとして1章~4章に分けて、読む側に対してジャンル分けをしてくれる。

 

幼少期から現在までのプロレスとの関わり、自身の芸能界での立ち位置や仕事への矜持、社会との繋がりを解き明かしていく。

 

なるほど、こうゆう考えもあったのか!と思ったことが一つあります。

 

有田さんの頭の中には「理想の団体」があり、トップ選手やストーリーを常に考え、運営しているという、正にプロレスLOVEだと思いました。

 

 

イチ選手にフォーカスしたものでも、プロレスの数ある事件簿だけを取り上げたものでもないので、初めてプロレスに触れる人でも読みやすい。

 

詳しいファンであれば、対抗戦やUWF、裏切りというファクターに対し、有田さんはこう思っているのか・・・

 

私も同感だ、あるいは私なら対抗戦について、こう考えると切り返しても面白い。

 

プロレスは試合を見て終わりじゃなく、前哨戦、プロレス媒体等、あらゆる局面からアプローチでき、想いを馳せることのできるドラマだと思います。

 

プロレスって、試合の迫力やレスラーに影響を受けて、身体を鍛えたりするのは勿論ですが、レスラーの言葉や、行動(ユニット脱退や団体移籍等)からも学ぶことが多いです。

 

“純度100% 有田哲平のプロレス哲学” を読んで、あなただけの哲学を考えると、よりプロレスが深くなるのハズです。