レインメーカー提言は絶大
G1CLIMAX33から導入された公式戦20分1本勝負。
32名の総出場選手枠に関しては、選手間からも否定的な意見は多く出ていたものの、20分の変更についてはそこまでの意見は無かった。
しかし、タイチとの公式戦を終えたオカダカズチカが試合時間の変更について言及する。
オカダカズチカ
・・・それが20分の面白いところなのか、僕はどちらかと言えばダメなところかなと思いますけど。
スピーディーと言いながら、だったら決着をつけてくれよって思いますし。
引き分けに終わって、お客さんが満足するのかなと言ったらそれはちょっと違う。
仕掛けが早くなった分、試合の重みはなくなったのかなと(抜粋)
引用:東スポWEB
この発言は一番、言って欲しいが言ってくれたなと思う。
何故なら、レインメーカー提言程、新日本プロレスフロントに響く言葉はない。
・G1CLIMAX優勝者への1.4東京ドーム出場権利証
・IWGP世界ヘビー級王座設立後の、4代目IWGPヘビー級ベルトの持ち出し
・KOPW争奪戦新設等々、オカダの発言ほどフロントに響くものはない。
あの制御不能なカリスマがネタにする程だ(笑)
時間の制限が短い分、仕掛けを早める必要があり、ロックアップから腕やバックの取り合い等のグランドの攻防の減少。
場外を挟みつつ、戻ってきた後にもう一度、手四つから取り合い、徐々にギアを上げていく等のドッシリとした攻防が見られない。
大体、タイトル戦ならその攻防で10分ぐらい費やすことも多い。
それらの攻防が見られないのは物足りない気もするし、3分切ったらあぁ引き分けだなぁと思わざるを得ない。
本当にファンはスピーディーな攻防を望んでいるのか?
充分なリサーチを取った上でそういったことを言っているのか、不思議な部分だ。
準々決勝からは時間無制限
嬉しい事ではあるが準々決勝(船橋大会)からは30分でもない時間無制限1本勝負となる。
EVILの場合は別の意味合いで言っているとおもうが、であれば各ブロックのG1公式戦は、陸上競技会でいうところの予選会(流して走る選手もいる)的なものだろうか。
あれだけ激しい試合、熱闘を展開しているG1だけに絶対にそんなことはないでしょう。
長年の1ファンとしては、来年は「30分1本勝負に」に戻してくれることを切に願う。
【新日本・G1】オカダ・カズチカが早くも新ルール改定提案 20分1本勝負に迷い「試合の重みなくなった」|東スポWEB #G1CLIMAX33 https://t.co/7gNFfRSW1v
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) July 21, 2023
NJPW WORLD TV王座の「15分1本勝負」をサンプルとして、そこからはじき出したビッグデータが20分の公式戦なのだろうか。
それなら、もう一度、社内で「SWOT分析」や「PPM」を作成して考えて欲しい(個人的意見)
令和闘魂や清宮海斗らの新世代同士の対戦は引き分け試合が続出している。
コンティニュー前提でやることが、今のファン、これからのファンを満足させることができるのだろうか?
今回のレインメーカー提言は特に実現してほしいので、大張社長及び新日本プロレスの首脳陣の方々、選手の意見、ファンの民意を考慮して再考お願いします。