成田と同世代との力の差
G1CLIMAX33の32名の出場選手の中、唯一、未勝利だった成田蓮が初勝利。
チェーズ・オーエンズを相手に得意のコブラツイストで決めた。
しかしながらAブロック内で一度も勝ち抜き争いに加わることなく、負けや引き分けを重ねてしまった。
令和闘魂の海野翔太、辻陽太も勝ち星を重ねられず、G1の厳しさや過酷さを体感し、SANADAの強さと清宮の闘いが目立っていた。
【新日本・G1】成田蓮 屈辱の〝0勝〟回避へ原点回帰「勝手に自分で自分を追い込んでいた」|東スポWEB https://t.co/YkfhYIpS6R
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) July 31, 2023
成田は同世代との力の差を痛感し、弱い自分を認めたことで、ストロングスタイルだけに縛られない自身に気づいたかもしれない。
NOAH清宮とのG1最終戦
Aブロック通過は消滅している成田の最終戦はNOAHからの刺客であり、同世代 清宮海斗!
開幕戦で辻陽太が完敗し、大きく出ばなを挫かれた。
成田が絶対に負けたくない相手が海野翔太は清宮海斗と20分引き分け。
それだけに、この試合で成田が清宮に勝利すれば、3人の中で唯一の外敵からの勝ち星となり、勲章となる。
他団体のトップ選手だけに、次にいつ闘えるか分からないし、成田の公式戦ラストを清宮にしたのも新日本プロレスの期待感に思える。
成田「敗退決まって、1勝して……(※小さく首を横に振って)今、1勝しても仕方ねぇんだよ。……でももう過ぎたこと、どうこう言ってる場合じゃないんで……。次はプロレスリング・ノア(の清宮が相手)、新日本プロレスとして、しっかり勝ちます」
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 1, 2023
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スピード感にフォームが素晴らしいフロントスープレックス。
(地獄の)断頭台でもピンは取れると思うので、コブラツイストに拘らず、自らの縛られず、全てを出し切ってほしい。
” 敗北や失敗をいつまでも気に病むことはない。
只、糧にすればいい。
それがプロレスラー、若さ故の特権だ “