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【あしたのジョー2】 感想 第1話 そして、帰ってきた・・・

あしたのジョー2
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力石のテンカウントが静かに鳴り響く

矢吹丈が少年院で巡り合った宿命のライバル・力石徹。

院内での決闘を経て、お互いプロのリングで対峙。

 

死闘の末に、ジョーの必殺のクロスカウンターを、更にその上のトリプルクロスで迎撃。

「終わった・・・何もかも・・・」力石は一人呟く。

 

生涯のライバルであり親友を、自分が放ったテンプルへのパンチが原因で失ってしまったジョー。

その哀しみと後悔たるや想像に難くない。

 

ジョーは、ドヤ街で丹下段平に会う以前のよう再び放浪の旅に独り出てしまう。

そのジョーを、いつ帰るかもしれないジョーを待ち続ける段平やサチやキノコらのチビ連。

ウルフ金串を救うジョー

しかし、ジョーは半年にも及ぶ放浪の末、皆が待つすぐ近くまで帰ってきていた。

そんな折、ジョーはかつてプロのリングで試合をしたウルフ金串を見かける。

 

ウルフ金串はジョーとの試合でアゴを完璧に破壊されてしまう。

その後、ウルフはプロを引退し、ヤクザの用心棒に身を落としていた。

 

ウルフもまた、ジョーによって人生を変えられた一人。

さすがに、チンピラ風情では、未来の王者候補と言われた金串にはかなうわけ無かった。

 

矢吹という石っころにつまずいてさえいなけりゃ・・・

 

ジョーに負けた愚痴を話しているときに、チンピラ側も用心棒も連れてくる。

ゴロマキ権藤・・静かな佇まいから、強い雰囲気がにじみ出ている。

 

喧嘩が始まると、敢えてウルフのパンチを受けて、それじゃ力石は殺せないと挑発。

ウルフの顎を蹴り上げて逆転し、最大の弱点を突かれたウルフ金串は激痛にのたうち回る。

ウルフに手を出すな

権藤のゴロマキ殺法で、ウルフが死んでしまうとジョーが止めに入る。

 

権藤は静かに語る。

「同じ元ボクサーでも、ウルフの目は昔の栄光にすがってるだけで死んじまってるが、あんたの目は今もギラギラに輝いてる。」

 

それを聞いたジョーは、強烈なボディブロー2発を権藤に叩き込む!

権藤「ボクサーのパンチはこうでなくちゃな・・」うずくまるも満足げな様子。

 

喧嘩の騒ぎを聞きつけて、警察が駆け付けるところを権藤に救ってもらうジョー。

雨が降りしきる中、

権藤「あんたの試合出来たらまた見たい。そう思ってます」

 

権藤の一言が、ジョーが段平のおっちゃんやマンモス西のもとへ帰る一端となったかもしれない。

 

ジョー「たまには(ドヤ街)寄ってみるか・・・」

 

明朝、丹下拳闘倶楽部に顔を出すと、おっちゃんと西は驚きすぎて、嬉しすぎて二回の梯子から転げ落ちる(笑)

ジョー「へへっ、元気だったか・・・おっつぁん」

放送:1980年10月31日 視聴率:16.3%

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