空手を捨てた飛鳥拳・・・
最愛の直弟子・有明省吾を失い、自暴自棄になり、不可抗力とはいえ、人を殺めてしまった飛鳥拳。
その悔恨から、空手を捨てて、生涯を懸け、その家族の元で罪を償う決意をした飛鳥だったが、周囲は飛鳥の名声と実力を放っておかない。
飛鳥の元へ、アメリカから、日系のプロモーター、トッド若松が来日。
飛鳥拳を飛鳥の本物の空手で、世界の強豪と闘わないかと、米国へ地獄の招待状を出しにくる。
飛鳥が倒せなかった、クマをも倒した猛者がいると聞いた飛鳥は、心の底から燃え上がるものを感じる。
こういったエピソードや、特訓が行われるときは、なぜか愉快なBGMが流れます(笑)
しかし、正当防衛とはいえ、人を殺めてしまった贖罪からその誘いをきっぱりと断る。
まさかの車輪眼の使い手!?
そんな飛鳥拳の前に、プロモーターは刺客を用意する。
それが、田舎の忍者少年!
少年は、字は違えど、目がグルグルと回っては相手を催眠状態にする”車輪眼”使い!
うちはサスケや、イタチが得意とした写輪眼の先輩と言っては、言い過ぎでしょうか(笑)
同じ忍者と言うのも面白いエピソードです。
車輪眼だけでなく、鎖分銅なども使い、飛鳥拳を追い詰めるも最後は痛み分けとなる。
改めて飛鳥は自らを戒める。
「虚心坦懐、俺は空手を捨てたんだ・・・」
しかし、見続ければ、見続けるほどに、破天荒になり、空手の要素が薄くなっていく気がして目が離せない(笑)