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るろうに剣心 北海道 編 1巻 感想

るろうに剣心
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ほぼ剣心の出番なし

緋村剣心はどんなに傷ついても自分の目に映る人々の為に剣を振るい続ける。

「るろうに剣心」が正統な続編として帰ってくる。

 

剣心の他、薫や左之助や斎藤は勿論のこと、いつか縁も登場するかもしれません。

期待が高まる中で始まりの第1巻を振りかえります。

 

しかし、第1巻は、剣心一行の活躍はもとより、出番自体が殆どありません(笑)

その1巻、目次を確認すると、第一幕は序幕とあるのでまだほんとうの幕開けではないようです。

 

志々雄一派の末端に所属し、志々雄の遺した刀である無限刃を持つ長谷川悪太郎。

自称文明開化の申し子の井上阿蘭。無限刃を手に入れるために悪太郎に近づいた旭。

 

この3人が中心となり物語が進みます。

悪太郎が持っていると思われる志々雄の遺刀・無限刃を狙って周囲が騒がしくなる。

少年漫画史上でも希代の悪鬼である志々雄真実。

志々雄が放つ炎を統べる技の数々は派手で破壊力抜群。

剣心をあと一歩というところまで追いつめた希代の悪鬼・志々雄真実。

 

緋村剣路が道場にいる風景

緋村剣心と薫は、前作と変わらないお人好し振りで(笑)悪太郎と阿蘭に加えて、闇乃武から抜けた旭も預かることとなる。

悪太郎は、その名前だと縁起がわるいということで阿蘭の命名で明日郎に改名する。

 

相楽左之助こそ放浪中でいませんが、再び賑やかになりはじめた神谷道場。

しかし、キレると何しでかすか分からない志々雄の無限刃を持つ明日郎は度々、騒動を起こす。

遂には、無限刃を鞘を抜き、悪鬼・志々雄真実が壱のの秘剣「炎霊」を繰り出す。

 

キレた悪太郎を止めるために、剣心は飛天御剣流「双龍閃」を撃ち、騒動を鎮める。

緋村剣心、北海道へ!

騒動の中、旭が所属していた闇乃武の一味が落とした一枚の写真。

その写真に何故か、南の戦地で死んだと思われていた薫の父親”神谷越路郎”が写っている。

 

薫の父親が北の大地で生きているかもしれない。

その希望を目にした薫の涙に応えない剣心ではなく、北海道へ向かうことを決意する。

 

しかし、剣心が行くところ、キケンがつきまとう。

既に剣心の身体はこれまでの数々の死闘でどんどん体力が落ちていた。

その剣心の力量が今後も闘いに耐えられるのか、弥彦が立ち合いを申し出る。


生意気なよう見えるが、剣心を心配をしてのことです。

しかし、その心配は無用だった。

 

体力は落ちていても、剣の腕は一寸たりとも落ちていないと弥彦は悟る。

剣心に「九頭龍閃」を伍まで出させるあたり、弥彦の成長もすごいものがあります。

 

しかし、剣心自身も既に自分の身体の異変、この力を維持できるのはそう長くないと分かっています。。

弥彦は、道場の留守を預かるということで、剣心、薫、剣路、と新キャラ三人が北海道函館に旅立ちます。

 

ここに、左之助がいないのは、物足りないと思っていたら、1巻の最終ページにて存在を確認。

相楽左之助の背中の悪一文字は変わらず健在。

舞台となる北海道では大きな事件が起きていた。

「剣客兵器」という超武闘派集団が日本を変革するために動き出す。

 

その鎮圧に出たのが、維新志士時代から、かつて人斬り抜刀斎”の頃からの宿敵。

元新選組三番隊組長 斎藤一。

 

志々雄真実率いる十本刀

雪代縁を筆頭とする緋村剣心に復讐を誓ったものたち

 

そして、新たな敵・剣客兵器。

再び、幕を開けたるろうに剣心。剣心らが向う北海道では何が待ち受けているのか。