喋らない男と喋り過ぎる男のコントラストが熱い
IWGP世界と4代目のベルト論争が巻き起こっている鷹木信悟とオカダカズチカのメインイベント。
IWGPジュニア王者とBOSJ28覇者のデスペラード対高橋ヒロムの王座戦。
鷹木とオカダの勝者に精巧な自作ベルトを持ち歩くオスプレイが挑戦と、話題も中身の濃いマッチメイクが並ぶ1.4と1.5東京ドーム。
それらのカードの中に、SANADAとオーカーンのシングルが1.5で組まれます。
その中で、12.15両国国技館でSANADAとグレート・オーカーンの因縁が生じる。
試合後、コールドスカルが珍しく熱いコメントを残します。
SANADA
オーカーンの、考え方やスタイルは認めてるよ。ただ、ひとつだけ。イケメンじゃないヤツに負けた自分が許せない。アイツとは、やらせてくれ。
寡黙なSANADAがこう発言するのだから、オーカーンとしてもしてやったりでしょう。
オーカーン
あのSANADAとかいう野郎。ロスインゴの5番手のくせして、余の麗しい弁髪を掴んだり、足蹴にしたり、モンゴリアンチョップも真似しやがったな、あの野郎。まあ、ちょうどいいオモチャを見つけたと思えばいいや。長く保つかな? 例えば、東京ドームまでな(抜粋)
そして、12月21日からは試合もさることながら、オーカーンのコメントも過熱していく。
オーカーン
あの“コミュ障陰キャ野郎”はコメントなんか言ったのか!? まあ、どっちでもいいわ。
どうせつまらないことばっかり言ってんだろ!? もしくは、しゃべれねぇから逃げたんだろ!? 余のこの立った口先から。
だが、逃げても端っこまで追い詰めて、貴様に恥辱を味わわせてやるよ(12月23日)
引用:新日本プロレス公式サイト
SANADAはオーカーンをイケメンじゃないと21日の試合後はいじるもそれ以降は特に無くいつものノーコメント(笑)
オーカーンは連日連夜、陰キャにコミュ障とSANADAをとことん罵倒していきます。
これが内藤哲也だったら、言い返すだけでなく、更に上のコメントで返して盛り上げていきますが、SANADA相手ではそうもいきません(笑)
この男の尻合わせ技を「便座」と名付けた🚽
「この男を余の肉便座にしてやる!」「恥辱を味合わせてやる!」
と、熱いエクスタシィとリビドーから生まれた。⚠️決して「便器」では無い pic.twitter.com/HngL9IAA1w
— グレート-O-カーン (@Great_O_Khan) December 23, 2021
しかし、バクステではオーカーンの優勢勝ちでも、試合は技術勝負の面白い展開になるでしょう。
SANADAはサブミッション・マスター、ザック・セイバーJrとハイレベルな攻防を繰り広げるテクニシャン。
オーカーンも東スポで栄えある技能賞を受賞するほどの高いレスリングレベルを持ち合わせてます。
それだけに、両者の試合は試合内容の面では、ドーム二日間の中でベストバウトになりうる好試合になる可能性があります。
SANADAは言葉をそれほど必要とせず高い技術と実力でトップを目指す飯伏幸太の様なタイプと言えます。
オーカーンは、実力は勿論、言葉と話題でも上を目指す、内藤哲也やKENTAの様なタイプと言えます。
勝利した方は、一気に2022年、駆け上がりそうな勢いを得るだけに新日本の”水と油”の対決に要注目です!