SHOを破った金丸義信に勝ったYOHが5連勝
開幕戦から4連敗をしていたどん底状態が嘘のようにどんどん調子を上げて、対戦成績を五分に戻したYOH。
しかも、後半にいくにつれて海千山千のヒールが相手であるにも関わらず石森太二、エル・デスペラードらも打倒します。
レスラーの多くは、勝利を重ねるにつれてコメントも饒舌になり、勢いある発言が多くなるものですが、YOHに至って、どん底状態にいた時の方がまだ発言していたという変わり者です(笑)
最近の発言も対戦相手に対する感謝や、ヨッシャー!!等の絶叫しかないので、3K末期の頃に度々言っていた “違和感”も取り除けたのかは明確には分かりません。
しかし、無垢な意志を思わせる真っ白なコスチュームに積み重ねる白星が長いトンネルを抜け出した証明かもしれません。
12.5の相手は、金丸義信であり、長期欠場からの復帰戦で新技のDIRECT DRIVEをはじめて決めた相手であり、SHOと事実上最後になったIWGPJrタッグを奪還した相手です。
金丸としては、D.Dの威力は充分に知っているだけに態勢に入られるも回避しサムソンクラッチで切り返す徹底ガード。
しかし、YOHにはもう一つ、一瞬にして決めてしまうオリジナルの丸め込み・ファイブスタークラッチを金丸に決めてスリーカウント(12分11秒)
遂に5連勝を決めて連勝数で言えばYOHが一番であり、優勝戦進出の射程範囲内に入ってきました。
YOH「(小声)で金丸さん、ありがとう・・・」
1戦1戦、1勝1勝を特に噛みしめているように見えます。
SHOがロビー・イーグルスに敗れて3敗目を喫し、2敗の選手がいなくなり、SHO、ヒロム、デスペラードのみが6勝のため、5勝の選手にも充分にチャンスがある。
違和感が無くなり、感覚が戻ってきたであろうYOHがBOSJ28の優勝で大きな変革を遂げるのかYOH(要)注目です。