ヒロムとデスペがWTL2026出場
ジュニアタッグの祭典・SJTLに、それぞれ別のパートナーと参戦した高橋ヒロムとエル・デスペラード。
例年、SJTL終了後はヘビー級タッグの祭典・WTLへと舞台が移るが、今年はそこに驚きのニュースが飛び込んできた。
なんとSJTL参戦に続き、ヒロムとデスペの両名がWTL2026へ参戦するというのだ。
この潮流を生んだのは、昨年のヒロムの快挙に他ならない。
高橋ヒロムは、制御不能なカリスマ・内藤哲也とタッグを結成し、ジュニアとヘビーの垣根を越えてWTLに乗り込み、堂々の優勝を飾った。
ジュニアの枠に収まらない存在感と実力を証明してみせたヒロムは、その結果で「ジュニアでもWTLに挑める」という前例を作った。
今年は更に、前IWGPジュニア王者デスペラードがWTLへ殴り込む。
今年のWTLは、ヒロムがBULLET CLUBとの電撃タッグ——ボスドッグ、デビッド・フィンレーとのコンビで参戦。
一方のエル・デスペラードは、衝撃的なパートナーを引き寄せた。
なんと、インディーの大巨人・石川修司とタッグを結成するのだ。
対戦要求したら何故か一緒にリーグ戦に出ることに。
— 石川修司(Shuji Ishikawa) (@g0925union) November 5, 2025
とりあえずカリスマと3人でお酒飲みに行きたいな。#njpw
#njwtl https://t.co/aZ1I28sHRA
石川がまさか新日本プロレスのリングで見られるとは、ファンにとっても大事件だろう。
いずれも異色かつ強烈な個性を持つタッグでありながら、WTL優勝候補に名を連ねるだけの説得力がある。
ヒロム×フィンレーの混成タッグは、ヒロムの爆発力とフィンレーの重量感がどこまで融合するかが焦点となるし、デスペ×石川は、技巧派と巨人の異種格闘技タッグのような趣とデスマッチも出来る二人だけに、これまた未知数の面白さを秘めている。
ジュニアの枠を超えることが当たり前になりつつある今、WTL2026は大きな転換点となる可能性をはらむ。
ヒロムの前例がもたらした“越境タッグ”の加速は、今年ついにデスペラードを巻き込み、ヘビーの祭典に新たな風を吹き込む。
果たして、ジュニアがヘビーの戦場でどこまで爪痕を残すのか。
個性と野心が入り乱れる今年のWTLは、例年以上に予測不能で、注目度は最高潮だ。
ヒロムとデスペラード——ジュニアの象徴とも言える二人が、2025年のWTLで新たな歴史を刻む瞬間に要注目!!