再び叫ぶ 新日本の天下り先じゃねえんだよ!!
奇しくも音楽の日(知らなかった)と重なった7月16日は、新日本プロレスとNOAHのビッグマッチを北と東の大都市で開催。
それだけならよくあることですが、何と、ABEMA格闘チャンネルで同日生放送というビッグサプライズ発生!
どちらか一方のファンであれば、迷うことなく一択でしょうが、プロレスファンであれば当然、迷います。
しかし、今日、モバイル端末を1台しか持っていない人も少ないと思われるので、2台使って併用して見た人も多いのではないでしょうか。
NOAHの試合開始の方が1時間以上早いのに、NOAHの方が全試合終了が30分程、遅いといういつも通りのロングラン。
逆に、新日本プロレスの大会時間が短すぎるんではないかとも思われます。
特にタイトルマッチ以外のアンダーカードの試合時間の尺の短さは問題な気がします。
NOAH 日本武道館のメインイベントは小島聡vs拳王のGHCヘビー級タイトルマッチ。
正直、予想では小島が勝って初防衛だろうなとずっと思ってました。
前哨戦、色んな意味であれだけやってたので(笑)拳王負けたら、厳しいだろうな思いながらも小島勝利だろうと。
拳王の入場時は花道の両サイドに立ち上る金剛カラーの炎。
小島聡は、全面上方に無数の火花と、演出では新日本プロレスを超える程のインパクトと豪華さです。
解説のライガーも言ってましたが、終始、小島ペースで試合は展開するも、拳王は最後の最後で、PFSでなく、ムーンサルトダブルニードロップという奥の手で逆転勝利!!
実のところ、PFS(ダイビングフットスタンプ)とは言っても、ダイビングフットスタンプが決め技ってのは、あんまり説得力が無い気がします。
武藤敬司の発言が大きいですが「オレは誰でも(素人)できるような技は使わない」と言っており、現にラリアートは勿論、ましてフットスタンプは絶対に使いません。
それだけに見てる側もそれが記憶にあるのと、見栄え的にも格好良さが無い気がします。
それに引き換え、ムーンサルト式のニードロップは誰も真似できないだけに威力もインパクトも抜群です。
遂に2年4カ月振り、2度目のGHCヘビー級王座に戴冠した拳王。
試合後は、予想通り武道家らしく、小島聡の健闘を称え、前哨戦も含め、面白かったと話します。
拳王「小島聡、少しだけは楽しかったよ!どうもありがとな!」 @ABEMA で視聴中 https://t.co/MpAwZBjnid #noah_ghc #7月16日はプロレスの日 pic.twitter.com/UQejJlwljU
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) July 16, 2022
それでも、この試合の大きなキーポイントとなっていた発言のアンサーを提示。
「NOAHは、新日本プロレスの天下り先じゃなかった!!」
つまらない政治家や、おふざけ付き合いの様な会社役員に聞かせてやりたい(笑)
エンディングではいつもなら、次期挑戦者が名乗り出てくるものですが、N1VICTORYのリーグ戦も控えるだけに次期挑戦者の決定はお預けです。
小島聡は負けはしましたが、何度も勝てそうな場面はあったし、NOAHのTシャツを着用する等、批判も受け止めて、NOAHを盛り上げ、自分も盛り上げ輝いたのは素晴らしかった!!
一度の負けで終わらず、N1にも参加して、元鞘に収まらず活躍を続けて欲しい。
試合中に、天山!と叫びながらの “モンゴリアンチョップ”は実に熱かった!!