シナの苦悩と怒り
これほど凄まじい批判的な大会場を呑み込んだチャントを耳にしたことは、これまでなかったかもしれません。
WWE屈指のスーパースター、ジョン・シナ(シーナ)が大ヒール・ターンとなり登場すると、会場全体を揺るがすような大チャント(ブーイング)が巻き起こりました。
日本では古くから伝統的なブーイングが存在している一方、本場アメリカでは声を揃えて言葉にするチャントが主流です。
その中で、このシナへのチャントは、まさに衝撃的な一幕でした。
私自身、シナだけは生涯ベビーフェイスとしてリングを下りるものと思っており、彼の独白には強い感銘を受けました。
【🔴 配信中】#WWERAW
— ABEMAプロレス (@Abema_wrestling) March 18, 2025
そろそろ見ておこうWWE!
悪の道へ堕ちたジョン・シーナが登場!
・・・と同時に超満員の会場に「シーナはクソ!」コールが巻き起こる‼️
世界を敵に回した男・ジョンが発する言葉は?
プロレス界最大の祭典 #レッスルマニア 4/20・21 ABEMA独占生中継📡#アベマでWWE
シナのシャツを身にまとった多くのファンたちは、呆然としたり、涙を流す人々も見受けられました。
その姿が、いかにシナが大きな存在であるかを改めて物語っています。
しかし、やはりWWEは素晴らしい、改めてその凄さを感じます。
昨年のレッスルマニアでは、コーディ・ローデスとローマン・レインズ、さらにはザ・ロックを交えたメインイベントが実現しました。
今年はそれを上回るのは難しいだろうと予想されていましたが、シナとコーディのメインイベントが発表され、誰もが驚きと期待を抱くこととなりました。
この試合はまさに比類なきものとなるでしょう。
日本のプロレス界も、トップ選手が自身の主張や遺恨をしっかりと打ち出せない場合には、ストーリーを構築し、サポートするような新たな段階へ入るのも手ではないでしょうか。
WWEでは、ただ試合をこなして終わり、という選手は見受けられません。
その一人ひとりがストーリーを背負い、観客を魅了する存在としており、ファンを楽しませます。
【WWE】ジョン・シナが〝闇落ち〟の胸中告白 ユニバースを罵倒「15年間、俺をバカにしやがって」|東スポWEB #WWEhttps://t.co/EBZGs1Dvo2
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) March 19, 2025
さらに、WWEをABEMAで実況している方々が、実に楽しそうにその魅力を伝えている姿は、新日本プロレスやNOAH実況よりも楽しいのではと思ってしまいます(笑)
いずれにせよ、今年のレッスルマニアでは、ジェイ対グンターの激闘や、動き出しそうな元シールドメンバー同士の対決など、期待値がどんどん高まっています!
プロレスファンにとっては、これ以上ない興奮が待ち受けているだけに要注目です!!