カリスマの悔し涙から11年
2.12NOAH大阪大会に電撃登場した、制御不能なカリスマ 内藤哲也。
放送席で真剣に内藤を見る武藤敬司の目の前で、プロレスラーになったきっかけ、この試合に懸ける想いを率直に語る。
武藤も動ければ、リング上に上がったと思うが、未だ、万全には程遠いようだ。
解説席まできた内藤の天に拳を掲げるポーズに、どう応えたらいいか迷う天才が微笑しい(笑)
ファン時代に憧れて、熱中したレスラーである武藤敬司に対し、良い試合をしましょうではなく、残酷な結果になっても、悔し涙を流させて引退してもらう、と話す内藤哲也。
もう俺の出る幕じゃないとリタイヤしてもらう…逸材とは違う、ダークヒーローな側面も持つ内藤らしい返答だ。
【新日本】内藤哲也 武藤引退試合の〝残酷化〟予告「セレモニーできなくなってしまうんじゃない?」|東スポWEB https://t.co/Tz4ncWZXQj
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) February 12, 2023
引退試合をシングルマッチにして、勝った選手ってどれほどいるのだろう?
パッと思いつくのは燃える闘魂 アントニオ猪木しかいない。
天龍源一郎は、今回の武藤の様に、現役バリバリ、プロレス界の顔 オカダカズチカを相手に、見事な散り際を見せてくれた。
エキシビションや、タッグマッチでなく、最後まで第一線を走るトップレスラーとして、最高の相手とのシングルマッチを選んだ武藤敬司。
内藤哲也
オレは、”最高の作品” なんて作るつもりはない。
11年前、通路で悔し涙を流しながら退場したオレ。
あの時のオレのような悔しさを味わったうえで、武藤敬司選手には引退してもらいますよ(抜粋)
引用:新日本プロレス公式サイト
\YouTube更新‼️‼️/
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) February 16, 2023
内藤哲也流 武藤敬司への恩返し。かっこよくて大好きで俺をプロレスの道に導いた人へ「悔しいって思いを抱きながらリングを降りてもらう」運命の武藤ラストマッチvs内藤は2.21東京ドームhttps://t.co/kFaosDcShx
内藤哲也「引退試合に指名されて、凄く嬉しかった」#MutoFinal pic.twitter.com/Zo9itHcnIl
2023 2.21 東京ドーム 武藤敬司vs内藤哲也
プロレス史上最高の夜であり、最もエモーショナルな試合になりそうだ。