例年とは違う旗揚げ記念日
先ず、思ったのが、今年の旗揚げ記念日(3.6大田区体育館)のメインは、ヘビーとジュニアの王者対決ではないこと。
オカダカズチカと高橋ヒロムの対決ならば、否が応でも盛り上がるのに…
大人の事情か、互いに今は闘う時ではないのか、内藤哲也とヒロムの約束を重視したのだろうか?
サンノゼ大会後、レインメーカーが明かしたのは、逸材 棚橋弘至とのドリームタッグ結成!
二人で、王者の毘沙門からIWGPタッグを奪取するプランだ。
オカダ✖棚橋が存在感ありすぎのスーパースタータッグであるのは間違いない。
試合から、数時間。朝食会場で会ったので、初めて一緒に食べた。 pic.twitter.com/wqJN3nUI7r
— 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) February 19, 2023
しかし、個々の存在が完全に確立しているタッグチームで実績を残している例は殆どない。
武藤敬司と蝶野正洋の闘魂三銃士。
三沢光晴と川田利明、三沢光晴と小橋健太の超世代コンビ等、歴史に燦然と輝くタッグチームも、まだ片方の選手が萌芽前だった。
故に、自己の確立、団体のトップに立つために、川田は田上明と、小橋は秋山準と、三沢光晴を卒業していった。
nWoジャパン時代、武藤敬司と蝶野正洋はタッグを復活させ、ファンを大いに楽しませてくれたが、活動期間は短かった。
実績もキャリアも申し分ないオカダと棚橋の最高コンビだが勝率は決していいとは言えない。
旗揚げ記念日で毘沙門に勝利すれば、当然、コンビは継続だろう。
問題は、もしも負けた場合の時だ。
例えば・・・
オカダ
棚橋さん、今回、負けたけど、オレら伸びしろありすぎでしょう!
タッグ継続、どうですか?
タナ
オカダ、実はオレもそれ思ってた!
タッグ継続決定(笑)
例えば・・・
オカダ
棚橋さん、やっぱり、ボクらは対角のコーナーにいた方が燃えますね。
棚橋さん、すいません!
タナ
オカダ、実は、オレもそう思うよ(笑)
こうなると、ドリームタッグの継続は実に微妙であり、そして、なんと言っても毘沙門は強い。
【あと6日!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 28, 2023
3月6日(月)『旗揚げ記念日』大田区総合体育館大会
“IWGPタッグ選手権”毘沙門にオカダ&棚橋組が初挑戦!!
『NEW JAPAN CUP』1回戦
フィンレーvs石井! 海野vs裕二郎!
※良い席はお早めに!チケット好評発売中!
⇒https://t.co/VA62DJ9SJP#njpw51st #njpw pic.twitter.com/cyQjYsUXtc
今年の2ヶ月で見れば、今の所、東スポ最優秀タッグは、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIだろう。
オレがオレがでなく、コンビプレーの中で、個々の実力も上がっているからこそ、FTRに勝利した。
リーグ戦ではない、久しぶりのタッグマッチのメインイベントとなる旗揚げ記念日大会。
レインメーカー&逸材のドリームチームvsタッグのスペシャリスト 毘沙門は、どんな試合を見せてくれるのか?