鬼滅の刃 劇場版「無限列車編」
数々の大記録を打ち立てて、興行収入400億円目前!
大ヒットの要因は色々あると思います。
その中でも、感動するという部分が大きい。
鬼殺隊の行動や、戦いを見ていると、非常に胸を打たれます。
このシーンは特に感動するという場面を四つ選んでみます。
炭治郎、家族との別離れ
魘夢の血気術で、炭治郎はもう二度と会えないと思っていた家族と再会。
しかし、その再会自体が罠であることに気付き、命を賭して夢から出ることを決意。
長男の炭治郎を弟や妹らが、何処かに行こうとする兄ちゃんを止めようとする場面。
「ここにずっといたいなぁ・・・」と涙する炭治郎。
それでも、鬼を討つために、現世にいる禰豆子を人間に戻すために決意する。
最愛の家族の元を、雪が舞う中を鬼を討つために走り去っていきます。
炭治郎が瀕死の煉獄へ叫ぶ
煉獄の死闘の後、敗走する猗窩座に向けて炭治郎が大粒の涙を流しながら絶叫。
「煉獄さんは、負けていないんだ!」
「鬼殺隊はいつだってお前たちに有利な夜の闇の中で闘っているんだ。煉獄さんは勝ったんだ!」
それを見る煉獄杏寿郎は、炭治郎に、後を任せられると確信。
そして、炭治郎に微笑むシーン。
ここはもう涙をぐっと堪えるしかない。
煉獄の母の幻影に会う
煉獄が、炭治郎らに言葉を遺し、全てを終えて、最期を覚悟する。
その時、煉獄の幼い時に、亡くなった母が姿を現わします。
煉獄は自分のやってきたことは間違いがなかったかを母親に問う。
「立派にできましたよ」
母親は煉獄を労います
それを聞いた、煉獄杏寿郎は微笑みながら、息を引き取る。
炎
炭治郎・善逸・伊之助が絶望に打ちひしがれて本編が終幕
エンディング曲の炎が流れる。
スタッフロールの中に、時折、煉獄がカットインされる。
煉獄の死を、鬼殺隊の仲間や親方様だけじゃなく、鎹鴉も泣いています。
初めは、歴史ある日本映画界で、わずかの期間で興行の歴史を塗り替えていいものかと思います。
しかし、実際に一度、二度と観ると、作品の素晴らしさが分かります。
第二期は、どの場面から幕をあけるのでしょうか。