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【キン肉マン】週プレ 第511話 うなだれるテキサスブロンコ!! “あの男が激励!?”

キン肉マン・週プレ連載
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テキサスブロンコに後退はない

正義超人三羽烏のひとりであり、キン肉マンのベストフレンドにして名タッグ「マッスル・ブラザーズ」を組む男──それがテリーマンだ。


テリーはジェロニモを除けば「最も人間に近い超人」であるだけに、読者にいちばん近いアイドル超人かもしれない。

キン肉マンが王族出身、ロビンマスクが英国王朝出身であり、ラーメンマンが超人中国拳法の伝承者だ。

ブロッケンJr.が名門戦士一族、そして、ウォーズマンがロボ超人という個性を持つ中で、テリーマンはアメリカ・テキサス州出身の“人間味あふれる超人”だ。


ハンバーガーを愛し、ヤンキー魂を胸に戦う姿は、読者にとって最もリアルな「正義」の象徴である。

そんなテリーマンが、現在「五大刻」編で宿敵エンデマンと激突している。


宵闇の刻の使者エンデマンは、マルマロミラーを駆使する巨大なトリッキーな超人だ。

彼の鏡技によって、テリーマンは自身の動きを封じられ、変形スピニング・トウホールド、さらには強烈な変形ブレーンバスターを浴び、まさに瀕死の状態に追い込まれた。

だが、この程度の窮地で心が折れるような男ではない。

「舐められたら生きてる価値なんかねえんだよ!!」これらのセリフこそ、テリーマンという男の根幹だ。

彼の歩みは、常に劣勢からの逆転劇で彩られてきた。


ザ・マウンテン戦では、己の体を犠牲にしても巨体をブレーンバスターで投げ、アシュラマン戦では六本腕の猛攻を受けながらも、テキサス魂を失わなかった。

キング・ザ・100トンやマックス・ラジアルとの戦いでも、どんなにパワーで劣っても、テリーマンは負けん気と信念で立ち向かっていき、正に、テリーがいったぁだ。


「正義超人は、仲間のために倒れることを恐れない」──その信条を、何度も体現してきた。

今回のエンデマン戦でも、キン骨マンから授けられた“ニュー義足”を装備し、満身創痍ながら再び立ち上がる。


エンデマンの圧倒的な体格差、そして鏡による反射攻撃。まさに“巨壁”そのものだが、テリーマンはひるまずに、窮地からの逆転が期待される。


再びテキサスの荒野に吹く風が、彼の魂を燃やすだろう。


必殺の「カーフ・ブランディング」──牛の焼印のように、相手の運命を刻み込む一撃が放たれるその瞬間、我々はまた“あの頃”の熱を思い出すはずだ。

テリーマンは決して派手さはないが、彼がリングに立つとき、そこには「努力」「友情」「根性」の三拍子が自然と揃う。


キン肉マンの数多の戦いの中でも、テリーが常に隣にいた意味は非常に大きく、スーパーヒーローを支える“もう一人のヒーロー”。


それが、テリーマンという男の存在理由である。

エンデマン戦で見られるかもしれない“新たなフェイバリット技”。


それがどんな技であれ、テリーマンが放つ瞬間にはきっと、これまで積み上げてきた敗北と友情、努力の結晶が宿るはずだ。

後退など、アメリカ合衆国超人 テリーマンには似合わない!


どれだけ打ちのめされようと、また立ち上がるのがテキサスブロンコ魂だけに、今後の展開から、1コマたりとも目が離せない!!

追 記

エンデマンの強烈な関節技と圧倒的な体躯に、心折れかけるテリーマン。

しかし、そんなテリーの前に、過去、激闘を展開したアシュラマンが登場!

アシュラマンがバベルの塔で共闘したジェロニモの奮闘を語ると、諦めかけていたテリーマンのファイティングスプリットよ再び、スターエンブレムが輝きだす!!