棚橋ラス前は藤田戦―逸材が託す未来
“太陽の天才児”棚橋弘至の新日本プロレスでの試合も、いよいよ残り4試合となった。
すでに引退試合として、1・4東京ドーム大会でのオカダ・カズチカ戦は発表済み。
その大一番へ向かう過程で、残る3試合のカードも明らかになった。
【12月22日(月)後楽園ホール大会の全カードが決定!】
メインは棚橋vs藤田!
セミではザック&大岩がK.O.BとIWGPタッグ前哨対決!
デスペラード&KUUKAIvsDOUKI&SHOvs石森&永井の3WAYタッグ戦!
鷹木&ヒロム&外道がオーカーン&カラム&ジェイコブと激突!https://t.co/Ux0FBLXeJy#njwk20 pic.twitter.com/Y5PmxZlMUs— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 15, 2025
注目すべきは、そのすべてがシングルマッチであり、対戦相手がジュニア選手で統一されている点だ。
棚橋が最後に向き合う相手として選んだのは、現在の新日本プロレス、そして日本ジュニア戦線の“今”と“未来”を象徴する存在だと言っていい。
その中でも、年内最終戦にして“ラスト前”の一戦は、NJPW WORLDで無料配信されるという特別な舞台で行われ、対戦相手に抜擢されたのは藤田晃生だった。
急遽配信が決まったようだが、年内ラストマッチの相手は高橋ヒロムでも、エル・デスペラードでもない。
【 #NJPWWORLD にて、緊急LIVE配信が決定!】
12月19日 (金) 18:30~群馬大会
12月21日 (日) 17:00~栃木大会
⇒https://t.co/9S34wrZt3m【各大会のチケットも好評発売中!】
◎12.19群馬大会
⇒https://t.co/KTgN7HXFnR◎12.21栃木大会(立見のみ)
⇒https://t.co/PJ09sOKg30#njwk20 pic.twitter.com/p2GxdjxjgF— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 16, 2025
ジュニアのトップ・オブ・トップではなく、これから団体を背負っていく存在をあえて指名したことに、棚橋の強いメッセージを感じる。
とりわけヒロムとの対戦は以前から示唆されていた中で、聖地後楽園は藤田が任された。
無料配信という誰もが観られる環境で藤田を選んだことは、大きな期待と覚悟の表れだろう。
果たして、3人の中で、棚橋弘至を超える存在として、勝利することで全員がその可能性を示すのか。
逸材と言う高い壁に誰も届かないのか。
棚橋弘至の意地と、現役最前線の選手がぶつかるシングルマッチに要注目!!