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引退試合で33分3秒の激闘!棚橋弘至”逸材”完結!!

棚橋弘至
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最後まで“逸材”だった

2026年1月4日、東京ドーム。


超満員札止め、太陽の天才児 棚橋弘至の現役生活にピリオドが打たれた。

対戦相手は、AEWのチャンピオンにして“ワールドレインメーカー”オカダ・カズチカ。


かつて時代をともに創り、何度も新日本プロレスの屋台骨を支え合ってきた宿命の相手と、33分を超える激闘が展開された。

技の一発一発に、若さや勢いだけではない「積み重ねた時間」の重みが宿る。


全盛期のスピードはない。跳躍の高さも、かつてほどではないかもしれない。


それでも、棚橋弘至は倒れない。立ち上がる。腕を突き上げる。


観客の声援を背に受け、何度でもリングの中央へと戻ってくる。

結果は敗北だったしかし、それでも思ったはずだ。
「これが引退試合でよかった」と。

勝敗を超え、闘う姿そのものが物語となり、感情を揺さぶる。


東京ドーム全体が、棚橋弘至というレスラーの人生を見届けていた。

試合後の引退セレモニーは、まさに壮観だった。


“炎の飛龍”藤波辰爾、“プロレスの天才”武藤敬司。


そして事前に告知されていたケニー・オメガ、ウィル・オスプレイという世界を代表するトップレスラーたち。

さらに、新日本プロレスと袂を分かったゴールデンスター・飯伏幸太の登場。


過去も、確執も、すべてを超えて、この日、この瞬間に立ち会うために現れた姿は、多くを語らずとも胸を打った。

そして、なんと棚橋弘至を見てプロレスラーを志した、“制御不能なカリスマ”内藤哲也が登場。

昨年、内藤は新日本プロレスを退団し、立場も関係性も変わった。

それでも、原点は変わらない、棚橋弘至がいなければ、今の内藤哲也はいなかった。


リング上で向けられた視線、交わされた言葉、そのすべてが“継承”を物語っていた。

この演出は、あまりにも泣かせる。
だが、同時に思わせる。
――これは終わりではない。きっと、コンティニューだ。

26年間。
波乱万丈のプロレスラー人生。
時代の象徴として持ち上げられ、叩かれ、疑われ、それでも立ち上がり続けた男。
“100年に一人の逸材”と呼ばれた天才児、巨星は堕ちたかもしれない。

しかし、逸材は堕ちても、物語は終わらない。

リング上には、金メダリストとして新たにデビューしたウルフ・アロン。
IWGP二冠を達成し、次代の中心へと躍り出た辻陽太。
彼らを先頭に、新日本プロレスは、また前へ進んでいく。

そしてその背後には、レスラーとしてではなく、社長として団体を率いる棚橋弘至の姿がある。
日本最高の団体として、ニュージャパン・ライジングをさらに押し上げ、
世界に冠たる新日本プロレスを、次のステージへ導いていくはずだ。

棚橋弘至は、リングを降りても、なお新日本プロレスの中心にいる。
それこそが、この男が残した最大の功績なのかもしれない。

棚橋弘至選手。
26年間、お疲れ様でした。

「愛してまーす!!」