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新日本プロレス50周年記念入場曲CD”何故に納得出来ない一つのこと!?”

新日本プロレス
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過去~現在の新日本を彩る豪華ベストのハズなのに・・・

音楽を聴くメインの媒体がCDからダウンロードやストリーミングに変わって大分経ちますが、新日本プロレスから”NJPWグレイテストミュージック 50th.SP”が3月2日発売されます。

約10年振りとなる豪華3枚組のオールタイムベストであり、NWO全盛時に購入したファンとしては、非常に興味深い入場曲CDです。

収録内容を一覧します。

《DISC1》 NJPW 1980~1990’S Nostalgic
●名勝負数え唄
1.パワー・ホール
2.ドラゴン・スープレックス
3.爆勝宣言
4.HOLD OUT
5. FANTASTIC CITY ‘92
6.MUTA
7.怒りの獣神

《DISC2》 NJPWグレイテストミュージックIX
1. ゴールデン☆エース(棚橋弘至&飯伏幸太) GOLDEN☆ACE
2. 高橋ヒロム&BUSHI HYBRIDIZEII
3. マスター・ワト Way to the grandmaster
4. グレート-O-カーン シルクロード
5. 鷹木信悟 RISING DRAGON 2021ver.
6. ウィル・オスプレイ Bring it Down
7. アーロン・ヘナーレ ROAR-the war cry-
8. オカダ・カズチカ RAINMAKER_Remix(2021G1煽りVTR)
9. 棚橋弘至 LOVE & ENERGY_Remix(2021G1煽りVTR)
10.YOH Going Down Fighting
11.SHO 120% Voltage
12.ROPPONGI 3K explosion
13.EVIL EVolve
14.ウィル・オスプレイ Bring it Down –Zenith of God-
15.鷹木信悟 RISING DRAGON 2022ver.
<NJPW SOUND TITLES>
16.IWGP世界ヘビー(IWGPヘビー級選手権試合アタック音)
17. CASTLE ATTACK
18. Wrestle Grand Slam
19. 2021 NJPW OPENING BGM
20. 2022NJPW OPENING BGM

《DISC3》 NJPWグレイテストミュージック2021BEST
1.棚橋弘至 LOVE & ENERGY 2020ver.
2.オカダ・カズチカ RAINMAKER –NEXT LEVEL-
3.飯伏幸太 Golden☆Star 2020ver.
4.鷹木信悟 RISING DRAGON
5.石井智宏 Stone Pitbull
6.ジェイ・ホワイト Switch Blade
7.高橋裕二郎 HARLEM NIGHTS
8.高橋ヒロム TIME BOMB –Reignition-
9.SANADA Cold Skeleton
10.G.o.D G.O.D(Filing Squad)
11.矢野通 intoxication?
12.YOSHI―HASHI HEAD HUNTER
13.本間朋晃 KoKeShi
14.BUSHI BUSHI-DO
15.ジェフ・コブ EATER of WORLD

EVILのテーマ曲は初収録らしく、何故か鷹木信悟は別バージョンとはいえ3曲も収録されてます(笑)

ユナイテッド・エンパイアもいるし、両巨頭のオカダカズチカもいる、これはイイぞ!と最後まで見ていくが、肝心要の絶対いるべきあの選手の入場曲が何度見ても、何十回見渡してもいない!?

そう、制御不能なカリスマ・内藤哲也の “STARDUST”が収録されていない。

何だこれ!?とりあえず、90年代セレクトは目を瞑っても、今のファンがこのラインナップを見て、果たして納得できるのだろうか?

ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンの他のメンバーは全員収録されてるのに、創立者の内藤の入場曲は無し・・・プロレス音源でよくある権利上の問題なのか?それとも、今を大事にする内藤哲也が収録を拒否したのか?

40周年記念ベストやロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンの入場曲だけを収録したCDに、STARDUSTが入っているにせよ、これだとSTARDUSTを含めたセットリストを1回で作ることができません。

記念すべき、50周年のアニバーサリーCDを批判したくありませんが、入場前のファンを見れば一目瞭然ですが、今、最も人気ある内藤哲也の入場曲を収録しない意図を知りたいところです。

ぶっちゃければ、石川さゆりのベスト盤に、”天城越え”と”津軽海峡冬景色”が収録されない様な、TM NETWORKのオールタイムベストに “GET WILD”が収録されない様な寂寥感があります。

STARDUSTの疾走感溢れる演奏と裏腹に、内藤哲也がゆ~っくりと(笑)会場を見渡しながら入場する風景や表情が浮かんでくる最高にエモーショナルな入場曲です。

新日本プロレス個人的入場曲ベスト

選手のヒストリー、曲の素晴らしさを加味し、個人的なオールタイムベストを選曲しました。

1 STARDUST 内藤哲也

2 RAINMAKER –NEXT LEVEL- オカダカズチカ

3 LOVE & ENERGY 2020ver. 棚橋弘至

4 Golden Star 飯伏幸太

5 TIME BOMB –Reignition- 高橋ヒロム

6 覇道 後藤洋央紀

7 パワーホール 長州力

8 超飛龍 藤波辰爾

9 怒りの獣神 獣神サンダーライガー

10 SAMURAI 越中詩郎

11 Subconscious 中邑真輔

12 HOLD OUT 武藤敬司

13 CRUSH 蝶野正洋

14 爆勝宣言 橋本真也

15 炎のファイター アントニオ猪木

1~6は新日本プロレスの現在進行形の選手であり、7~15は新日本プロレスの旗揚げから50周年を彩ってきたレジェンドや他団体で活躍するレスラーの入場曲です。

特筆したいのは、後藤洋央紀の和を思い切り感じさせる入場曲の素晴らしさや、越中詩郎の切ない旋律が逆にやってやるって!!を想起させるSAMURAIはムチャクチャ名曲です。

そして、黒いカリスマ・蝶野正洋の年末のガキ使でもお馴染みの(笑)入場曲でもある”CRUSH”の前の曲を知っている人なんて余程、博識のファンじゃないと分からないでしょう。

それに佐々木健介は入れてあげて欲しかったなぁ。

もしかしたら私が選んだベストの方が往年のですが(笑)ファン心理を掴んでいるかもしれません。

もうプレスしてるだろうから、STARDUSTを収録することは叶わないでしょうが、次の次に出すベスト盤には絶対に内藤哲也を収録して欲しいものです。

とはいえ、最近の新日本プロレスのファンになった人や、お手元に入場曲の音源が無い人にとっては、非常に素晴らしい3枚組CDではないかと思うし、聴き応え抜群なはずです。