アシュラマン不退転
サラマンダーへのスカイマンの攻撃に、苛立ちを隠せないアシュラマン。
修羅だけが持つ危機察知が確かに脈打っている・・・これ以上、この戦場を預けてはならない。
手ぬるさは敗北を呼び、敗北は死へと直結する――その現実を、魔界で生き抜いてきたアシュラマンは骨身に染みて知っている。
だからこその魔界のプリンスの一喝であり、それだからこそ、サラマンダー戦を自ら奪い取ったのだ。
相手は、かつて最高幹部と目された五大刻の系譜を継ぐ存在、ゴッズパワーズのサラマンダー。
その実力は未知数だが、底知れぬ圧を放っている。事実、試合序盤から放たれた一撃は、アシュラマンの肉体を真正面から打ち抜いた。
しかし、六本の腕を持つ修羅の王子は、こんなものではない。
後退は敗北の始まりであり、ためらいは命取りだと知っているからだ。
アシュラマンという超人は、常に物語の中枢に立ってきた。
悪魔超人軍の幹部として戦局を読み、六騎士の一角として修羅の誇りを示し続けてきた。
キン肉マンと互いに王子としての宿命的対峙、サタンクロスとの因縁、最高クラスの完璧オリジンとの激突――その名は常に戦いの核心にあった。
だが皮肉にも、この長大なキン肉マンサーガにおいて、アシュラマンはシングル戦未勝利に甘んじている。
テリーマン、キン肉マン、サタンクロス、ジャスティスマンを相手に、二分け二敗。結果だけを見れば、勝利は一つもない。
しかしそれでも、アシュラマンは前に出る、勝てる戦いではなく、引き受けねばならぬ戦いを選び続けてきたからだ。
仲間を守るため、戦場を締めるため、そして何より、自らの修羅としての在り方を貫くために。
このサラマンダー戦は、記録のための一戦ではないし、初勝利のためだけの戦いでもない。
六本の腕に宿るのは、敗北の記憶と、積み重ねてきた因縁、そしてそれでも折れなかった誇りだ。
修羅は、勝つためだけに立つのではなく、阿修羅であり続けるために、立ち続ける。
その覚悟をもって、再び戦場の中心に立っているアシュラマン!!
『キン肉マン』連載最新519話「サラマンダーの火炎殺法!!の巻」が配信されました。次回更新は、2月2日(月)となります。『キン肉マン』最新コラム3本も『週プレNEWS』で配信中です。#燃え殻 #爪切男 #なすなかにし中西茂樹 #おぎぬまXhttps://t.co/zcZVCsIk4y
— 【1/5最新91巻発売】キン肉マン集英社漫画スタッフ【公式】 (@kinnikuman_pr) January 25, 2026
アシュラマンは6本の腕、サラマンダーは炎と自慢の尻尾を主武器にして攻め立てていく。
互いに、まだまだ致命傷を与えられない中、サラマンダーはアシュラマンの6本腕が厄介と見抜いた。
そして、見抜いただけでなく、なんと自身の炎を使い、腕を4本増やして、アシュラマンと同じ6本の腕を持つ超人に変化した!?