言いたいことは相手に言わなきゃ伝わらない
新日本プロレスの制御不能男・内藤哲也
新日本プロレス、いやプロレス界全体を代表するプロレスラー。
しかし、内藤哲也も初めから現在の人気と実力を兼ね備えていた訳ではありません。
大ブーイングを受けていた時代、メキシコに渡り自分のやりたいプロレス、実像に気づく。
そこから、制御不能なプロレスと言葉でファンやマスコミに手のひらを返させる、支持を獲得。
試合内容や強さは勿論、ビッグマッチでのスーツでの入場など、他のレスラーと一線を画します。
内藤哲也は、デビュー前から生粋のプロレスファンでもあるので、ファンが求めるのもよく分かっているし、
ファンの気持ちも理解しており、その辺りも大きな人気につながっています。
ベルトを超える存在感と言葉の意味
ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンを結成後は、同じ志を持ち、互いに切磋琢磨し合えるメンバー、仲間、次々に引き入れます。
2021年6月時点で、LIJのメンバーは、BUSHI、SANADA、高橋ヒロム、鷹木信悟。
新日本プロレス内の数あるユニットの中でも、屈指の人気を誇っています。
内藤哲也の人気は、試合だけじゃなく、歯に衣着せぬ発言や、相手に対して対戦を求める、求めさせる行動力も大きな魅力です。
週刊プロレスや東スポでの取材や、新日本公式での日記も非常に面白いです。
内藤哲也は自分の発言にも責任を持っていて、賛否両論当たり前のスタンス。
言わなきゃ、言ってこなければ相手が何を考えているかなんて分からない。
プロレスラーに忖度、遠慮は必要ありません。
社会人だって、時には、忖度や配慮を超えて、言うべきことは言う必要があります。
それが、言い過ぎだったとしても、相手のことも考えてなら後悔はないはず。
ファンは、プロレスラーの試合だけを見ているわけじゃありません。
言葉や主張や態度等から、教わったり、明日の糧になるような行動につなげていくと思ってます。