未だ感覚が戻らずのYOHに時間は無い
今年も冬の祭典となったBEST OF THE SUPERJr.28が開幕。
大注目選手の一人である元ROPPONGI 3KのYOHは開幕でジュニアの太陽・高橋ヒロムと対戦する絶好のチャンス。
長期欠場からの復帰時は黒、今回は真っ白のコスチュームで登場と、全てをまっさらにしての再起動の意味合いでしょう。
YOHは、試合前から先制のプランチャを決める等、一気呵成に攻め込むもある意味で、未完の大技・DIRECT DRIVEを狙ったところをまるめ込まれて3カウントを献上(3分55秒)
先に試合タイムだけを見ると、YOHまたか・・・みたいに思いますが、リポートを見る限り力強く攻め込んでの敗戦であり、ヒロムにもYOHの勝利を渇望する焦りは通じた様子。
YOH
空回りか・・・。また、まだ感覚が一致しない。
感覚がさ。このシリーズで、必ず取り戻す
出典引用:新日本プロレス公式サイト
リーグ戦が始まっても感覚が・・・という辺り、ニュータイプの様な感覚を持っているのだろうか。
しかし、ここはもうYOHが感覚を再認識して、スーパージュニアに風穴をあけてもらいたい。
ハウス・オブ・トーチャー総出でSHOを後押し
一方の元3KのSHOは、メインでIWGPシングル王者のエル・デスペラードを、ディック東郷だけでなく、裕二郎にも加勢してもらって憎々しく開幕戦勝利(25分11秒)
なりふり構わず勝ちにきたというより、これが今のSHOなんです。
しかし、仲間とは言え試合も組まれてないのに、後輩の試合に乱入する優しさ?と、乱入すらせずに試合を見に来たボスのEVILといい悪の結託振りは強固なものがある。
YOHは負けて、SHOは勝つという開幕戦から明暗が分かれる。
次戦は、YOHがDOUKIと、SHOは高橋ヒロム戦です。
ここでもYOHが負けるともうズルズルといきそうだし、SHOはデスペにヒロムとジュニアの両横綱とも言える二人を倒せば、優勝が一気に近づき、二人の明暗がはっきりと分かれてしまうだけに11.15後楽園に注目です。