タンガ・ロアに強烈なダメ出し
ウィル・オスプレイにリングアウト勝利で邪道と共に喜ぶタンガ・ロアに対し、オカダカズチカは間違いなく怒っていた。
オカダカズチカ(8.1バクステ)
オイ、タンガ、手抜いてやろうか、この野郎?
お前、今日の勝ちでな、凄ぇ喜んでたけどな、アレめちゃくちゃだせぇ勝ち方だ、この野郎。
しっかりと、俺がこの『G1 CLIMAX』らしい闘いっていうのをお前に教えてやる(抜粋)
引用:新日本プロレス公式サイト
試合の結果はリングアウト勝ちだが、敗けたオスプレイはコメントを見る限りそれほどに怒ってない様子だが、オカダは怒っていた。
おそらくはタンガ・ロアに対し、この試合だけでなくG1を通して憤ってたのかもしれない。
見る限り、復帰したことに満足し、相手への怒りや、コンディションに対して意識が足りないように思える。
やたら、笑顔が多すぎるし、昔のインディーレスラーみたいな恰好で試合されると、あの残忍な程に強かったG・o・Dの面影が全く見れないのは勿体ない。
本隊入りしたにせよ、厳しい強さや怖さは必要だろう。
それらを思い出させるかのように、Bブロック公式戦最終戦で厳しい攻撃に終始したレインメーカー(12分33秒 オカダが勝利)
タンガ・ロア
俺はあのオカダとシングルマッチをやったんだ。
楽しさは少しだけだった、少しだけ。
ヤツはとても怒っているようだった。
オカダはそうなるし、すでにそうではあるが、俺たちのブロックでナンバーワンだ。
だがヤツは、俺の頭をテーブルやマットに何度も打ち付けた。
俺は……ラッキーだ。生きていてラッキーだよ(抜粋)
引用:新日本プロレス公式サイト
このコメントを見る限り、いかにオカダの攻めが厳しかったが分かる。
燃える闘魂・アントニオ猪木が「リング上で怒りを出せ」と言っていた様に、リング上は闘いであり、特にG1CLIMAXとなれば尚更、そうでないといけない。
オカダ「タンガ、いいじゃねえか。やっと新日本プロレスのレスラーになったな、この野郎! しっかりと気持ちを感じたよ。それでこそ今日の闘いに繋がったし、消化試合じゃなくて良かったよ。ありがとう、タンガ」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 6, 2023
オカダにタンガの思いは伝わったようだが、ヒクレオも頭角を現してきた(Aブロック2位通過)
タマ・トンガの弟だから安全じゃねぇぞ、コノヤロー!と試合で伝えたオカダカズチカ。
盤石のBブロック1位通過となったレインメーカーの3連覇をストップさせることはできるのか?