勝つのがツラい(笑) 芸人争奪!エピソードトークバトル!!
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で、ここ数年じわじわと人気を集めている企画がある。
それが「芸人争奪!エピソードトークバトル!!」。
名物企画といえば「笑ってはいけない」や「七変化」がすぐに浮かぶが、このエピソードトークバトルも、もはや定番の域に入りつつある。
今回はあまりない3週にわたる放送。
2週にまたぐことはあっても、3週というのは滅多にない。
これはつまり、それだけ視聴者の支持を得ているということに他ならない。
この企画の醍醐味は、芸人たちが初見のトークカードを引き当て、それに基づいたエピソードトークをその場で披露するという、まさに“芸人の腕試し”な内容。
笑いのセンス、引き出しの多さ、そして瞬発力が試される。
いかに意外性のある話を、テンポよく落としまで持っていけるか。トークに命をかける芸人たちにとっては、ある意味で「ネタ見せ」以上にシビアなステージかもしれない。
13日のガキは…
芸人カード争奪❗️エピソードトークバトル‼️!浜田の知られざる特大ゴシップが飛び出す!?
熱戦💥ニューヨーク嶋佐🆚さや香新山あの大師匠の衝撃行為が明らかに?
フジモンがベテランの底力を見せる!まさかの仲間割れ勃発で最後に笑うのは…#ガキ使 pic.twitter.com/hups8vOC79
— ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!【公式】 (@gakitsukatter) July 11, 2025
その中でも、司会席に浜ちゃんが座っている──それだけで、この番組に安心感と緊張感が生まれる。
松ちゃんがいないこともあるが、それでもなお、番組の空気を引き締めるのは浜田の存在。
もしダウンタウンのどちらも不在だったとしたら、視聴するモチベーションは間違いなく落ちる。
山ちゃんはいても、いなくてもいいが(笑)。やはり「ガキ使」は、ダウンタウンありきなのだ。
この企画にはもう一つ独特の空気がある。それは、勝ち進めば進むほど「長尺でテレビに映る」というテレビ的には“ご褒美”があるにもかかわらず、芸人たちは一様に嫌がっているという点。
なぜなら、トークバトルはボロが出やすい。トークが薄ければ視聴者の前で凹まされ、爪痕を残せなければ「トーク弱者」として記憶されてしまう。
だからこそ、勝ち抜いた芸人には拍手を送りたいが、同時に「ご愁傷様」とも言いたくなる。
そして迎える決勝戦は奇しくも、同じ「ガキ使ファミリー」であるココリコの2人が、それぞれのチームを率いて激突する構図に。
遠藤章造チームか、田中直樹チームか──かつてないココリコ対決の行方に、番組ファンならずとも目が離せない展開だ。
果たして、笑いの頂点に立つのはどちらのチームか。
そして、トークがスベってガッツリ凹まされた“薄味芸人”は誰なのか(笑)
追記
決勝戦も予想以上に面白く、陣内の予想外?のバイオレンス部分に驚かされた(笑)
地上波なんて殆ど得る者ないし、単純に面白くないので90%以上見ていない。
お笑いでもなんでもないぶらり歩きロケや、クイズ番組なんて誰が見ようと思うだろうか。
その点、ガキ使や、有吉の壁は笑いを追求してる分、圧倒的に面白い気がする。
勿論、そうじゃない回もあるが、それは3割以下だ。
ある意味、お笑い番組をバラエティ番組って言ってる部分で、もはや笑わせることを放棄しているのかしれない。