難攻不落の女子刑務所
今回のメインエピソードは、改めてコトにあたる前のゴルゴ13の準備万端ぶり、用意周到さに感嘆したというよりは、辟易するほどです(笑)
本番の依頼を見ても、既にすべてがゲームの様に進んでいるように見えました。
完璧すぎる人は心の病になりやすいといいますが、ことデューク東郷(今回の通り名はアンドレス・トウゴウ)に至っては、文字通り命を懸けているだけに一つのミスが生死を分けるだけに完璧を期します。
依頼人から聞き取る際の集中力に、情報を得る、必要なものを揃える際の人の選別に、相手に与える情報が冗長にならないように簡潔にまとめる対応など、参考になるレベルを超えております(笑)
女子刑務所に侵入後の終盤、予想通りでない場面も出てきましたが、脳内情報を駆使し、依頼を完遂させました。
他二編の内の一つは、投資の関する話で、よくあるゴルゴは2コマぐらいしか出てこない話に(笑) 日本人がメインとなるエピソードです。
日本人メインの話には、1話完結のゴルゴですが、何度か出てくる新聞記者やジャーナリストみたいに語り部的な人間も出てきます。
・・・ふと思ったのですが、ゴルゴ13と同じく、孤高で依頼人から巨額な報酬を得るスーパー外科医 BLACK JACKがいます。
彼は、確か、世界の島々を購入し、自然や環境を得るために、成金から報酬を得ることが多いです。
しかし、ゴルゴはゆうに500件を超える依頼報酬を何に使っているのでしょうか?
これまでに明かされたエピソードってあるのだろうか・・・気になります。