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ゴルゴ13 163巻 感想 BEHOLDER-ビホルダー-

ゴルゴ13
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BEHOLDER ビホルダー

小型核兵器を持つ者が、世界を恐怖に陥れるのを引き換えに、世界の各市場を握ろうと暗躍する。

飛行機や、戦艦ではなく、一個人が核兵器を使うようことがあれば大国も小国も関係なくなり、世界は大混乱に陥ってしまう。

 

ここはゴルゴ13に、暗躍する輩を始末してもらうしかない。

監視社会・・どこに行こうと監視カメラが付いて回り、それが大きな犯罪の抑止力になるのは間違いない。

しかし、個人の自由もまたどこにもなくなるとも言える。

 

しかし、ゴルゴ13はその監視の目をも欺き、任務遂行に向けて、的確な行動を見せてくれる。

世界的大流行-パンデミック-

このストーリーの初出が2011年今からおよそ、10年前(2010~2011年)

 

コロナウイルス(covid-19)の欠片も無い頃に関わらず、まるでパンデミックを予見している内容であることに息を呑む。

 

パンデミックの原因は鳥インフルエンザにあるが、製薬会社がこぞってワクチンを製薬する様も描かれており、製薬の完成が一国の政権を揺るがすのは周知の通り。

 

ゴルゴ13が依頼を怪しまれずに遂行する方法は、誰もがワクチンを接種するときに心配にになる副作用、アナフィラキシーショックを逆に利用する。

2020年、まだワクチン完成が不透明な時、よくスペイン風邪が引き合いに出されていたのを思い出す。

 

プリンセスの涙

悲劇の死を遂げた、英国の実在したプリンセスがモデルと思われる作品。

あの頃、初めて ” パパラッチ ” という言葉を聞いた。

 

今回の依頼で、ゴルゴ13は、愛用するM16カスタムでもなければ、重火器を使わずに任務を遂行する辺りが一つの見所。

 

今回の依頼は、死傷者が全く出ておらず、”一人の老人をの人助け”に動いたような内容です。