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【あしたのジョー2】 感想 第3話 地獄からの使者・・・矢吹丈

あしたのジョー2
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白木葉子が白木ジムの会長へ就任

矢吹丈、復帰第1戦は、戦慄のボディブローで見事な勝利。

それを見届けてた葉子と叔父は、力石の死後、廃墟と化していた白木ジムに向かい、そこで葉子は叔父に思いを告げる。

葉子「おじい様、私に白木ジムの会長を譲ってください」

葉子には白木財閥の女性としての幸せを願う叔父は、拒否するがそれで聞きいれる葉子ではないことも知っている。

 

ジョーの復帰を周囲は完全復活と言うが、葉子には腑に落ちなかった。

この時点で、白木葉子がジョーの欠陥を見抜いているとしたら・・・

ジョーが言う女だてらに出しゃばんじゃねぇとも強ち言い切れない葉子の予感とセンス。

結局、叔父は葉子に白木ジムの全権を譲渡する。

 

ジョーは復帰以降、一発もテンプルに打ち込んでいない

復帰戦以降もジョーは順調に新戦法の強烈なボディブローで勝ち星を重ねていく。

ボディブローは地獄の苦しみと言われる所以から、付いた異名が「地獄からの使者・矢吹丈」

 

ジョーへの挨拶は、最後迄ジョーを見届けるという葉子の覚悟

チビ連とパチンコを打ちリラックスするジョー

BGMが松田聖子に「青い珊瑚礁」。時代を感じる歌謡曲(笑)

 

ジムで丹下段平とマンモス西が雑談する中、西はふと考える。

自分との復帰スパー時も、試合でもジョーは頭部にパンチを出しても、テンプルには打っていない。

力石の死因はジョー放ったテンプルへのパンチへと言われている。

もしかしたら・・・それ以上先は言うな!と段平は西を口止めする。

これ以上言えば、現実として受け止めないとならない。だから、段平は西を止めたのか。

 

ジョーの試合後に、葉子が側近の松木を連れて挨拶にくる。

しかし、会長就任のご挨拶いうよりは、ジョーに対する宣戦布告の様な覚悟を感じる。

 

※ちなみに松木さんの声優は、機動戦士ガンダムの初代ブライト・ノアだな(笑)

 

全日本バンタム級王者・タイガー尾崎

ジョーの快進撃で、何人も所属選手を潰され、これ以上矢吹を勢いづかせる訳にはいかんと、日頃からジョーと段平を目の仇にしているジムのベテラン会長たちがジョー潰しの策を練る。

それが、全日本バンタム級王者のタイガー尾崎をぶつけて、実力差で合法的にリングで始末する計画だ。

 

それを知った段平は、受けちゃならねぇと言う。

しかし、相手が強いと言うなら余計に闘いたくなるし、そのやり口も気に入らねぇと受けて立つジョー。

 

そんな折、マンモス西が古傷の右拳を痛めてしまい、スパーの相手に事欠くジョーの元に、タイミングよく、大東拳闘ジムの木村会長が丹下事務に来訪。

木村は、ウチに来てスパーリングはどうだいと、ジョーの偵察とあわよくば潰してしまえとの魂胆で誘ってくる。

ジョーは渡りに船と、いつものように(笑)段平の制止も聞かず二つ返事で了承。

大事なジョーを一人で行かせる訳にはいかんと、団平も渋々、付き合う。

 

行ったらいったで、ジョーのスパーリングパートナーが務まる相手は誰一人おらず、次々に倒していく。

しかし、ジョーも堪忍袋の緒が切れて、スパー中に膝やら蹴りやらを出してご破算に。

 

その訳は、タイガー尾崎らの一味がジムの二階で、スパーのビデオを録画しながら悠々と高みの見物。

「おっつぁん、俺はもう我慢ならねぇな」

 

次回は、喧嘩屋ジョーの本領が発揮されそうな予感。

放送日:1980年10月20日 視聴率:12.4%