絶体絶命の中、禰豆子に救われる炭治郎
深いダメージを負う嘴平伊之助はあっという間に富岡義勇に捕縛されて身動きを制止されてしまい、格の違いを見せられる。
我妻善逸は死の間際で、呼吸法と胡蝶しのぶの解毒剤によって一命をとりとめる。
そして、那田蜘蛛山で最後の闘いをしている竈門炭治郎は、十二鬼月・下弦の伍である累に日輪刀は折られ、強固で変幻自在の糸の前に懐にも入れず大苦戦。
そして勝負を決めにきた累の攻撃を、身体を張って禰豆子に救われる。
その光景を見た累は、本物の絆を見たと禰豆子を欲しがるも、勿論、炭治郎は断固拒否。
しかし、禰豆子は上空で捉えられてしまい、気絶するほどの大ダメージを負う。
怒りに震える炭治郎だが、冷静にならねば勝てぬと呼吸を整え最後の攻撃に出る。
父さんが見せてくれた ” ヒノカミ 神楽 “を発動
全集中し、水の呼吸 拾の型・生生流転を繰り出し、糸も断ち切りながら距離を詰めていく。
しかし、まだ糸の強度を上げることが出来た累の攻撃の前に死を覚悟する炭治郎。
しかし、走馬灯なのか、父さんの記憶が炭治郎に起死回生の攻撃を伝授する。
“ヒノカミ神楽 円舞” でより攻撃力を上げて累を討つために距離を詰めていく。
そして、禰豆子には母さんが、炭治郎を助けるようにと、母の涙が禰豆子を覚醒させる。
滅多にというか先ず喋れない禰豆子が叫ぶ。
「血気術・爆血!」
炭治郎「俺と禰豆子の絆は、誰にも引き裂けない!」
二人の想いと強さが遂に十二鬼月の首を斬る!!
大正コソコソ噂話「祭りのあとは、決まって父さんと母さんが煎餅を焼いてくれましたよ」