キン肉マン 第342話 浮沈艦の見た新世界!!
乾坤一擲!遂にマンモスマンの新フェイバリットサンクション・ノーズ・フェンシング!
コーカサスマンのヒビの入っていた胸の鎧を一気に貫く!
静かに・・
「オレの・・・勝ちだ」と呟くマンモスマン。
その言葉通り、コーカサスマンは立ち上がれず、即座に試合終了のゴングが打ち鳴らされる。
マンモスマン「闘いとは孤独なものと思って生きてきたが・・・こんな世界があったんだな・・」
再び勝利の大歓声を聞き、と涙する。
負けはしたが息を吹き返すコーカサスマン。
潔く負けを認め、敗北した超神には死あるのみと、自ら業火に落ちていく・・・
その刹那、マンモスマンが落下寸前で食い止める。
強者を認めるマンモスマンらしく、お前みたいな強いヤツとはもっと闘いたい。
今度はカピラリアとか関係なしにな!
コーカサスマンは、マンモスマンの言葉に微笑しつつ、最期の最後でザ・マンが超人という種を絶やさぬために下天した意味を理解する。
この下りのために、前回、コーカサスマンはザ・マンの名前を出したのでしょう。
コーカサスマン「消えるべきは超人ではない。我ら神の方だ!」と告げ、上空にそびえる超神二人に「超人は手ごわいぞよぉペギペギ~ッ」
その手を振り切ると燃え盛る業火の中で散っていきます。
マンモスマンが生命を懸けた先は・・・
壮絶な死闘で高所にある特設リングの足場は支えきれず、今にも崩れ落ちそうになる。
更にマンモスマンも大ダメージにより最早動くことも出来ず。
ラーメンマンらも救出しようにも燃え盛る炎が邪魔して突入することができない。
折角、勝利したのにプリズマンと同じく、マンモスマンまで消え去ってしまうのか?
マンモスマン「残念ながらここまでだな」
覚悟を決めたマンモスマンは、プリズマンと同様の行動に出る。
カピラリアの欠片を取り出し、更には超人パワーの源である生命の球を体内から取り出し二つを融合させる!
その発光した球を最後の力を振り絞って自慢の鼻でここではない何処かへ勢いよく飛ばします。
それを見るや未だ正体を見せない超神は虎の子のカピラリア「追わねば!」と叫ぶ。
ランペイジマンは「あのコーカサスマンに勝ったのだ。それくらいの権利は認めてやろうではないか」
と超人の奮闘を認めてそのまま見逃す。
カピラリアを奪うのが目的だけに、ここでの闘いは、このまま継続するのか?
一旦中止となるのかこの先に注目です。
マンモスマンが生命を懸けたその生命の球は、砂漠に辿り着き地中深く埋まっていきます。
すると、砂にまみれた角の生えた屈強な身体の超人の姿が見える。
次回の展望
正直、マンモスマンは今後、大ダメージで戦闘不能であっても生きていて欲しかった。
マンモスマンのフェイスは毛皮で覆われているだけに、実際の素顔も気になるところでした。
過去形にせざるを得ないのはもうその機会はないと思えます。
マンモスマンの命を懸けた行動で、大英帝国最強のあの超人が復活しようとしている。
前シリーズでネメシスとの死闘からフェイドアウトしているだけに久しぶり感が半端ありません。
しかし、実際に死んでいたんだなぁと驚きの展開でもあります。
風雲急を告げる超神編。
次回は、どの超人のいる場所が戦場となるのか?