web analytics

【キン肉マン】週プレ500話 この上なく明るい未来!! “グレートⅢ涙のワケは!?”

キン肉マン・週プレ連載
スポンサーリンク

~グレートⅢが見た未来、初代が託した夢~

それは偶然か、あるいは必然だったのか。

「ターンオーバー・キン肉バスター」――。

あの技を、今ここで初代キン肉マンが放つとは、誰が想像できただろう。しかもそれは、グレートⅢの見事なアシストによって導き出された奇跡だった。

リング上では、新生マッスル・ブラザーズが、インダストリアル・レボリューションズを圧倒していた。

試合の主導権は明らかに彼らにあり、まさに“完全勝利”の様相を呈していた。

しかしその瞬間、バスターを目の当たりにしたグレートⅢは、大粒の涙をこぼした。

なぜ、彼は泣いたのか?

それは、未来を思い出したからに違いない。

かつて『キン肉マンⅡ世』という物語の中で、ケビンマスクや万太郎らとともに、己が“グレート”としてリングに立っていた記憶。それが、技の軌道と共に脳裏にフラッシュバックしたのだ。

ターンオーバー・キン肉バスター――それは未来のタッグ、すなわち“究極のマッスル・ブラザーズ”が放った絆の技である。

だが、この涙には、それ以上の意味が込められているようにも見える。

なぜなら、これは『キン肉マン』という作品が再び歩み出した、新たな歴史の証だからだ。


あの日、週プレで『キン肉マン』は再び動き出した

1980年代、日本中の少年たちの心を鷲掴みにした『キン肉マン』。

週刊少年ジャンプで連載され、キン消しブームを巻き起こした作品が、時を経て、まさかの復活を遂げたのは、2011年のこと。

その舞台は、まさかの「週刊プレイボーイ」。

ジャンプから離れたことで、ある種“アダルトな冒険”にも見えた復活劇だったが、いざ蓋を開けてみれば、そこにはあの頃と変わらぬ友情と熱さ、そして読者の記憶に刻まれた“闘いの続き”があった。

復活連載第1話、キン肉マンが再びリングに上がる姿に、多くのファンが涙した。あのときの感動が、今のこの涙へと続いているのだ。


【再構築】完璧始祖編という伝説

『週プレ』での復活後、本作は一気に加速する。

まず始まったのが「完璧超人始祖編」だった。

かつて敵対していた正義超人、悪魔超人が一丸となり、神に近い存在=完璧始祖たちに立ち向かうこのエピソードは、キン肉マンという作品を“格闘ロマン”として再定義するものだった。

真のウォーズマンとしての覚醒、命と誇りを懸けたロビンマスクの矜持、アシュラマンの葛藤と覚悟、勿論、バッファローマン、テリーマン、ブロッケンJr.…あらゆるキャラクターが“最強の時”を更新していく姿に、かつての読者は胸を熱くした。

物語は、かつてのギャグ色を僅かに残しつつ、格闘技として、物語として、より高次元な“超人ドラマ”へと進化したのだ。


超神との闘い、そして時間超人との再戦へ

完璧始祖との死闘を経て、次に訪れたのは、まさかの“神との闘い”。

超神と呼ばれる存在が地上に降臨し、正義・悪魔・完璧という全超人の前に立ちふさがるという未曾有の事態。

このスケール感こそ、長年の読者が夢見た“超人界のクライマックス”であった。

しかし、それでも物語は終わらない。

今、再び時空を越えて“時間超人”が現れ、地球を舞台にした最終決戦が繰り広げられている。

ここで重要なのは、時間超人という存在が、もはや“Ⅱ世の敵”ではないということ。

彼らは、初代の時代にまで影響を及ぼす、いわば“時の支配者”として、物語そのものを侵食し始めているのだ。

そして、そこに立ち向かったのが、なんと、ソルジャーやビッグボディらの運命の五王子が登場!

マンモスマンやプリズマンらのフェニックスチームも復活と、本当に信じられないレジェンドたちが、読者の前に現れてくれたのだ。


あの悪衆 2人が再びリングに立つ可能性

今回、グレートⅢとともにリングに上がった初代キン肉マン。その試合展開を見ていて、ひとつの予感が頭をよぎる。

――まさか、あの2人が再び登場するのではないか?

悪衆時間超人ことライトニング&サンダーの復活。

もし彼らが現れれば、グレートⅢにとっては絶好のリベンジ機会となるだろう。

かつて究極の超人タッグ編で、グレートをカオスと推測すれば、その無念を、今度こそ晴らすチャンスがやってくるかもしれない。

・・・あくまで、個人的予想なのをご承知ください。

そして、次週の連載は通算500回という節目であり、記念すべき回だ。

ここで順当なストーリーで、ゆでたまご先生が終わらせるだろうか?

サプライズが待っている予感。
むしろ、そうであってほしいという読者の期待が、今週の“涙のバスター”に込められていたように思う。


週の始まりはキン肉マンから

月曜の朝は何はなくても(笑)キン肉マンを読むことから始まる。

歯磨きや朝食よりも、まずタブレットを開き『キン肉マン』の最新話をチェックする。

SNSを開けば、読者予想を遥かに超えてくるストーリーに、と一喜一憂するファンたちの声が飛び交う。

それは、500話を迎えた先も、これからずっとずっと変わらず、私達肉ファンを魅了し続けていってくれるでしょう!!

500話 追記

グレートの導いた新たなキン肉バスター・バリエーションと、涙を見て驚き、謎に思うミート。

しかし、ギリギリの所で致命傷を逃れたガストマンと旦那(笑)は、強烈なツープラトン攻撃 アセンション・オペレーションを繰り出した!!

しかし、キン肉マン、グレート共に先代グレートの言葉を思い出す。

“同士を察するは、ヘソに在りだーっ!” と合体バックドロップを炸裂させる!

・・・しかし、ガストマン、あれだけやられて「ここは旦那、オレたちも本気を出さねばですな」ってまだ、そんな余裕あるのだろうか(笑)