復活のテキサスブロンコ
ココから、絶望の淵から立ち上がるテリーマンの真骨頂だろう。
五大刻・宵闇の刻で、巨躯エンデマンの圧倒的パワーに押し潰されかけ、心が折れそうになっていたテリー。
だが、そこへ姿を現したのが、かつて死闘を演じた因縁深き悪魔超人・アシュラマンだった。
テリーマンとアシュラマンの関係は、悪魔六騎士編に遡る。
正義超人としての誇りをかけたテリーに対し、アシュラマンは六本腕の怪力と残虐ファイトを武器に襲いかかった。
夢の超人タッグ編でも向かい合い、激闘の末に互いの意地と実力を認め合うようになった2人は、その後、時に敵として、時に共闘者として正義超人と悪魔超人の中心として活躍してきた。
今回もまた、そのアシュラマンがリアル・ディールズとしてバベルの塔へ挑み、別行動をとっていたはずの彼が、テリーの窮地を前に現れた。
かつての宿敵が放つ苛烈な叱咤が、テリーマンの胸を撃つ。ジェロニモの勇気の記憶も重なり、テリーの両肩に宿るスターエンブレムがまばゆく輝く。
そして――テリーマンは再び立ち上がり、テキサスブロンコの反撃が、ここから始まる!
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エンデマンの猛烈なタックルを、かつて超人オリンピック ザ・ビッグファイトで仔犬を助けた時の新幹線に見立てるかの様に、自身の矜持を思い出す。
“人生に後悔したことはないってことだーっ!”
左脚を失い、超人オリンピック不運の敗退にも後悔せず、前を見てきた男に、エンデマンのまやかしのボディはきかず、元のボディに変換されてしまう。
そして、テリーマンは新たなテキサスサブミッション、「テキサストルネード リバースショルダークラッシュ」(技名長め)でエンデマンを締め上げる!!