第341話 壊れてこそ築けるモノ!!
マンモスマンが華麗にフライング・ニールキックで反撃。
更にはフライング・クロスチョップと連撃。
バファローマンやソルジャーはマンモスマンの新境地を見て安心し、ここからが奴の本領発揮と太鼓判を押す。
機会があれば、巨象と猛牛のキン肉マン史上最強のブルパワーコンビのタッグ戦が見たい。
しかし、超人を粛正にきた超神・コーカサスマンもこれ以上、マンモスマンを波を乗らせるわけにはいかない。
ジャンピング・マンモスニーパットを喰らいながらも、フィッシャーマンズ・スープレックスで切り返す。
コーカサスマンは、リフトアップに抱えながら、古に超神と化したザ・マンに問い質す。
「いくら修練しようが、超人が超神を超えることは不可能なのだ、夢見がち慈悲の神・・ザ・マンよ・・」
しかし、話に気をとられた隙を見て、マンモスマンが脱出し、関節技(ジャベ)に入る。
ここまで、一進一退の攻防なだけに両者ともスタミナは充分の筈が、肩で呼吸をし始めるほどの消耗戦。
コーカサスマンが正々堂々と向かってくるだけに熱闘と化してます。
遂に出た、マンモスマンの新フェイバリット!
王位争奪サバイバルマッチの頃から、強者との対決を願っていたマンモスマンとしては、最高の展開。
後は勝利するのみ。
コーカサスマンが不用意にクエルノ・ムーンサルトで向かってきたところを、両耳をダンボが如く大きく拡げた、ブラインド・アリー・イヤーで挟み込む。
何とか抜け出すものの、この時の捕獲時か、コーカサスマンの大事な角が一本ひん曲がる!
しかし、こんなものどうってこない!
自ら邪魔だと角をむしり取るコーカサスマンは真の超神。
そして、観客の大声援・新しい自分・友情パワーを得たように見えるマンモスマン。
壮絶な牙と角の鍔迫り合いを制し、密かに静かに、コーカサスマンを打倒するための予備工作を初披露する。
友情パワーから発光した(鼻と牙のみ)巨大鼻を牙にらせん状に絡ませて、強度と攻撃力を最大限に高めた新フェイバリット。
“サンクション・ノーズ・フェンシング” をヒビの入っていた胸の鎧部分を目がけて強烈に繰り出す!!
一時は、このまま打倒されてしまうと思われたマンモスマン。
謎の声が実は観客の大声援だったという後押し(笑)を受けて大復活!
新フェイバリットホールドで大反撃に転じる!