冠が付く試合が実に6試合もある大・大ボリューム!
11.6大阪大会の前売り券が全席完売となるなど、早くも菅林会長が宣言した一つの大会における試合数の増加、感染者数減少の効果が出ている新日本プロレス。
プロレスの醍醐味である前哨戦を充分に闘って、最終戦で決着を付ける構図もしっかり出来ているだけに、「POWER STRUGGLE」が非常に楽しみです。
その中で、幾つか主要試合で特に気になるものに絞って勝敗予想をしてみます。
第4試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
YOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀 vs SHO、高橋裕二郎、EVIL 〇
心情的には、王者組が勝ってもう今後破られることはないであろう、2ケタ防衛してほしいところです。
しかし、ハウス・オブ・トーチャーとしてチームを起ち上げ、実質、東郷を含めると4人を相手にしないといけないCHAOS側が王座陥落してしまうのではないでしょうか。
第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合
ロビー・イーグルス vs エル・デスペラード 〇
デスペラードは金丸とのIWGPジュニアタッグをシングルに続いて、ロビーに奪われ、実質、リマッチとなるこの試合でも負けたら、立つ瀬が無いだけにここはなんとしても奪還して王者としてスーパージュニアに臨むでしょう。
第7試合 IWGP USヘビー級選手権試合
棚橋弘至 vs KENTA 〇
KENTAは、もはや自分のものとでも言うように、USヘビーを勝手に持ち帰るという(笑)やりたい放題。
そのKENTAからベルトを取り返す棚橋、また奪われると寸劇のように続けている両選手ですが、本番となれば、7.24名古屋の時の様に熱い試合となったうえで、もうここはKENTAが勝利して新王者となるでしょう。
第8試合 東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利争奪戦
〇オカダカズチカ vs タマ・トンガ
4代目IWGPヘビー級ベルトをブリーフケースにするなど物議をかもしているオカダカズチカの行動。
勝てば、ケニーオメガ以来の1.4東京ドームの外国人メインイベンターになるだけにタマも相当に気合充分だと思いますが、ここはオカダが勝利し、この後のメインイベントの試合後に出てきて、勝者に宣戦布告をする気がします。
第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合
〇鷹木信悟 vs ザック・セイバーJr
ここのところ、鷹木信悟は複雑な立場に置かれています。
王者としてG1優勝は果たせず、挑戦者のザックは苦手としており、オカダ、オスプレイのベルト問題と厳しい状況が続いています。
それだけにここでキッチリ勝って、世界ヘビーを防衛し、かつては毎年、新年のドーム興行を観客して見て、気合を入れていた男が、日本プロレス界の最高峰の場・ドームのメインイベントに立つというところを見せてもらいたい。
そのためにも勝って、ランペイジ・ドラゴンがオカダのやりかたに “NO!” を突きつけるのか注目です。
しかし、9試合というボリューム感もさることながら、更にKOPW(矢野通対グレート・オーカーン)もあるわけですから、これはこれは大阪の盛り上がりが全国に更に波及するのは間違いないでしょう!