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辻陽太が話す新日本ビジネスプラン”米国でWWEに勝つことはできない・・・”

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辻陽太の新日本プロレス改革案

新日本プロレスを盛り上げるという点では、多くのレスラーの共通認識だと思う中、辻陽太の最新インタビューでは、更に具体的であり、驚きの改革案が8分弱の中に詰め込まれている。

 

インタビュアーの問いかけや相槌も無い中で・・・ウィル・オスプレイが持つIWGP USヘビーへの挑戦や、IWGP世界ヘビー級王座の存在について辻が冷静に話しを続けていく。

 

IWGP世界ヘビー級王座の誕生から “(新日本が)傾いているというか、業績が落ちている” と言ってしまう大胆発言。

 

初代王者の飯伏幸太が不本意な形で、新日本を退団し、コロナ渦に突入、色んな不運が重なっていると言えるのは間違いない。

 

 

その先のとんでも案を内藤哲也に委ねるあたり、辻陽太も “制御不能だ”

ビジネスプランはアメリカではない

しかし、何よりも驚いたのは、新日本プロレスのアメリカ進出プランを見直した方がいいと言っていることだ。

 

今更、絶対的な強固な地盤のあるWWE、飛ぶ鳥を落とす勢いのあるAEWがいるアメリカに挑んでも勝つことはできない。

 

まだレスリングが浸透していない “中東やインド、アフリカ” に注力するのもいいと、提言する。

 

別の方法論で新日本プロレスがWWEやAEWを超えていく。

 

このような視線は現場での実体験、そして新日本プロレス入団前に、営業経験がある辻独自の視点じゃないだろうか。

 

辻陽太のプレイヤー目線としてはアメリカ撤退もありなのではないか?

 

反面、ファンからすれば日本の国土の10倍近く、ファン数も大きい、米国で確実に2~3番手としての地位を確立するのも大きい気がする。

 

営業ノウハウも地盤も無い中で、進めていくのは非常にリスキーであり、日本で収益が戻り切っていない、伸びていないとするのなら、そこに手を掛けるのは得策ではないだろう。

 

辻理論は、非常に興味深い分析だと思うし、辻は否定するも、元祖闘魂三銃士の中では、ルーキーの頃から世界を見据えていた天才・武藤敬司に近いかもしれない。

 

 

とはいえ、辻自身も大前提として、ウィル・オスプレイに勝って名を上げないことには始まらないことは分かっている。

 

9.24神戸決戦は、KOPW争奪戦、鷹木信悟vsオーカーン戦と居並ぶ話題マッチの中で、IWGP US王座戦は、若干、注目度が低いと思われた。

 

しかし、この独占インタビューで一気に注目度が増した。

 

後は、世界最高峰を相手に、ジーンブラスターがどんな試合を見せるかに懸かっている!