逸材ファイナルロード1st
2025年1.4東京ドームで闘う棚橋弘至対EVILのシングルマッチが俄然、興味深くなってきました。
EVILらHOUSE OF TORTUREの理不尽過ぎる攻撃に、遂に堪忍袋の緒が切れた棚橋弘至が今までの逸材像をかなぐり捨てて、椅子で叩く叩くの大立ち回りを見せました。
そして、興奮度MAXもあったと思いますが、自ら “負けたら引退” を宣言しました。
ファンから見れば、EVILのやりたい放題に見えますが、一方で、EVILなりの優しさゆえの介錯にも見えるような気がします。
【新日本】EVIL 緊急会見で〝反則阻止〟の指針発表「正々堂々戦う棚橋の姿に戻してやりたい」|東スポWEB https://t.co/KAUsCyv6Sx
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) December 16, 2024
今の棚橋は、もう全盛期の動きも肉体も、ほぼほぼ影がないのではないでしょうか。
世界に冠たるオリジナル技「スリングブレイド」も全盛期は躍動して、どこまでの浮遊している感じでしたが、今ではスピンも足りないし、飛距離もないから足から落ちてます。
格好いいカラダにしても、膝が悪いのとチートデーが多すぎるのか(笑)いつまで経っても引き締まりません。
膝が悪い代名詞の武藤敬司も後年はボリュームアップしてましたが、武藤自身「アンコ型」レスラーが好きと公言してただけに絞る必要もなかったやもしれません。
棚橋は、いつもカラダを引き締めるというネタになってるだけに痛々しいものがあります。
それならば、いっそファイナルロード一発目で、リングをリタイアさせて、表の社長に専念させてやろうというトーチャー流ヤサシサかもしれません。
【チケット情報更新】
2025年1月4日(土)東京ドーム大会の「アリーナA」は完売!https://t.co/nxnaTIs2tE#njwk19 pic.twitter.com/3R8lpRrnL1
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 13, 2024
WTLでEVILが棚橋をタップさせたスコーピオンデスロック(さそり固め)は、クロスさせた脚をさらにクラッチさせるという実に格好良いもので、解説の鷹木信悟もミラノATも感嘆してました。
イッテンヨンは、ランバージャックの完全決着だけにEVILが逸材を終わらせるのか、はたまた棚橋が再び、ハイフライする大きな一歩となるのか要注目です!!