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BULLET CLUB・おぼえていますか ・・2026年Fin!!

WAR DOGS
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BULLET CLUBヒストリー

昨年、CHAOS、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、長く新日本プロレスのリングを彩ってきたユニットが相次いで歴史の幕を下ろした。

そしていよいよ、十年以上にわたり存続してきた稀有な存在――BULLET CLUBも、その終章へ向かおうとしている。

思えばBULLET CLUBは、2013年。プリンス・デヴィットが、当時のヒーロー像とは一線を画す“異物”として新日本のリングに現れたところから始まった。

外敵、反体制、アンチ新日本。その危うさと挑発性は、既存のファンの価値観を揺さぶり、同時に世界のプロレスシーンと強く接続されていった。

日本発でありながら、グローバルな感性をまとったユニット――それがBULLET CLUBの出発点だった。

それから十余年。昨年からは、ある意味で「無所属」という曖昧な立ち位置にあった辻陽太、鷹木信悟、高橋ヒロムらと、デビッド・フィンレー率いるBULLET CLUB WAR DOGSが共闘路線を敷いてきた。


辻の言葉によれば、無所属状態を改めようと鷹木らと話し合っていた最中、BULLET CLUB側からも声がかかり、アンバウンド・カンパニーへ合流する流れになったという。

だが振り返ってみれば、新日本プロレスの歴史において、ユニットというものは本来「一代限り」で燃え尽きる存在だった。


長州力の維新軍、黒のカリスマ蝶野正洋が率いたnWoジャパン、「やってやるって!!」の越中詩郎・平成維震軍。


そして、制御不能なカリスマ内藤哲也が築き上げ、最後まで新日本の頂点であり続けたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン・・・いずれも、創設者の代で全盛期を終えたと言っていい。

しかしBULLET CLUBだけは違った。


リーダーが退団するたびに、次代の男が現リーダーを襲撃し、追放するという“非情な儀式”を通じて、新体制をファンに強烈に印象づけてきた。

その冷酷な継承劇こそが、BULLET CLUBをBULLET CLUBたらしめてきた所以でもある。

プリンス・デヴィット(現フィン・ベイラー)、AJスタイルズ、ケニー・オメガ、ジェイ・ホワイト。


歴代リーダーは全員がWWE、もしくはAEWという世界最高峰の舞台へと羽ばたき、確かな足跡を残している。

その事実だけでも、このユニットがいかに特別な存在だったかが分かるだろう。

そして現在、ラストリーダーとなる可能性が高いデビッド・フィンレー。


彼自身も新日本プロレス退団の可能性が囁かれる中で、BULLET CLUBという名が終わりを迎えるのは、ある意味で必然だったのかもしれない。

長期欠場中だったジェイク・リーがUNITED EMPIREを選んだことも、その空気を象徴しているように思える。


かつてのオリジナルメンバーだったファレやチェーズも、今や“館の住人”となり、時代は確実に移ろっている。

世界的ビッグネームへと成長したBULLET CLUBが、ピリオドを打つ。


それは終わりであると同時に、新たな始まりの合図でもあるのだろう。

2026年、BULLET CLUBが終焉し、新日本プロレスのユニット抗争は再び未知のフェーズへと突入する。


しかし、あのロゴ、あのTシャツ、あの合図を、私たちは確かに、おぼえているし、忘れない。

そしてきっと、その記憶は決して消えることはないだろう