新日本,nWo,全日本等の紆余曲折を経て、今は自然体のテンコジタッグ
1年先輩の天山広吉と小島聡は、IWGPタッグタイトルを6度も戴冠するほどの名タッグチーム。
ヤングライオン時代から鎬を削るライバル関係から、タッグチームを組むようになったテンコジ草創期。
小島が全日本プロレスに移籍し、険悪な関係になるも、新日本に戻ってきてからは、遺恨抗争を清算。
それからテンコジ黄金期が到来し、現在も輝きを放ち続ける両選手。
お互いの印象に残る試合や、お互いについて普段話せないことを語るなど、見どころ満載。
Team NJPW
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特に、個人的に印象深かったのは70年に及ぶプロレス界でもたったの一度の出来事だと思われるダブルタイトルマッチ。
2005年2月20日 IWGPヘビー&三冠ヘビー級 ダブルタイトルマッチ
試合は59分45秒、脱水症状の天山を小島聡が破り史上初のメジャー団体を股にかけた二冠王者となります。
天山広吉
自分もダブルタイトルは思い出深いんですけど、あえて書かなかったんですよ。
こっちは負けてメチャクチャ落ち込んだし、会社にも迷惑をかけて、消したい過去っちゅうか(苦笑)
出典引用:新日本プロレスFC会報誌
この試合は私自身、両国国技館で生観戦しており、テレビ中継だと分かりませんが、現場では”悪い意味”で盛り上がってました(笑)
何せ、小島もレフェリーもなんとか天山を起こそうとするも激闘でグタッとして全然起き上がれず、KO負けだったので当時は何やってんだよ天山!と思ったものです(苦笑)
同じ第三世代の永田裕志から見た、それぞれの印象等も掲載されておりテンコジファンにはたまらない一冊となってます。
両選手共に次は40周年を目指して、突き進んでいってほしいものです。