二人の激闘に、川田利明対スティーブ・ウイリアムスが見えた
G1CLIMAX31 Bブロック10.4 後楽園大会
タイチ vs ジェフ・コブ
前半は、タイチの攻撃が全く通じないものの、膝攻めに活路を見出し、得意のローキックから、ダンシング・ドールキック等、変幻自在の技の組み立てを見せる。
タイチの外道クラッチも惜しかった!
コブも腰攻めが功を奏し、ブラック・メフィストを最後まで防ぎきる。
コブの超パワーを最大限に利用した攻撃に、タイチのジャンピングハイキックや、デンジャラス・バックドロップを見ていると、伝説の四天王プロレス、タイチの師匠 川田利明と、殺人医師 スティーブ・ウイリアムスの攻防を思い出します。
只、ウイリアムスと大きく違うのがコブは、その場飛びムーンサルトも出来るような俊敏さも併せ持つ万能オリンピックアスリート。
コブは強烈なジャーマンを浴びせ、最後はカウンターのツアーオブジアイランドでピン(15分15秒)
コブはなんと無傷の5連勝。
タイチは2勝3敗と負けが先行しますが、これだけの試合を見せるのだから、まだ優勝決定戦進出の可能性はあります!