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成田蓮G1快進撃!”地獄の断頭台”で勝ち星量産!?

HOT・EVIL
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成田蓮のG1収穫の夏

今年のG1 CLIMAXで35 成田蓮が一気に存在感を上昇させている。

これまでハウス・オブ・トーチャー(HOT)の「乱入職人」の様な、どちらかといえば地味な立ち回りに甘んじていた彼が、G1の檜舞台で一気に覚醒した。

開幕戦、成田はなんと現IWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.から金星を奪取!

その後もTV王者 エル・ファンタズモ(ELP)を撃破し、タイトルホルダーたちを次々に打ち破る快進撃。

これまでのバイプレーヤー的なポジションから一変、主役を張れるレスラーへと大きなステップを踏み出したのだ。

この躍進の背景には、成田蓮のフィニッシャー──「地獄の断頭台」も大きいのではないか。

地獄の断頭台とは、あの伝説の超人気漫画『キン肉マン』に登場する悪魔将軍の必殺技。

対戦相手の首に自らの膝を引っかけて、自身の体重ごとマットに膝を突き刺す形で頭部を叩きつける、まさに「断頭」にふさわしい破壊力を誇る技だ。

この技をプロレス技としてリアルに落とし込むには、相当なバランス感覚と体幹、そして受け手の技術も必要となる。

成田は、それを説得力と精度、そして残酷さを伴って完成させてきた。

特に今G1では、その精度が格段に増しており、マットに膝がめり込むかのような重厚な落下音が、観る者に衝撃を与える。

成田はまさかの何も用意されていなかった凱旋当初はフロントスープレックスを武器に戦っていた。

しかし、次第に「闇」へと傾き始め、EVIL率いるHOT加入後は、ダブルクロスという裏切りの名を冠した技を使い、以前からも使用していたが、たどり着いたのがこの「地獄の断頭台」だった。

悪魔将軍といえば、超人界最強の存在としてキン肉マンファンの記憶に残るキャラクター。

その必殺技を借りる以上、成田にもまた悪魔超人級の説得力が求められる

G1の過酷なリーグ戦の中で、成田のようなダークホースが台頭するのはやはり面白い。

単なる乱入ではなく、実力で勝ち星を積み重ねる成田の姿には、これまでの彼を知るファンほど強い感慨を抱くだろう。

このまま成田が、G1をきっかけに本格的なシングル戦線に食い込んでくれば、新日本プロレスはさらなる混沌を迎えることになる。

すでにEVILとSANADAという2大“裏”のカリスマが支配するかのようなハウス・オブ・トーチャーの中で、三本柱の一角として、成田がその地位を確立し始めた。

闇落ちした時点で、新世代と言われる面々とは一線を画し、館の住人として、新日本の中心に割って入るべく、その切り札こそが、「地獄の断頭台」

次に断頭台にかけられるのは誰か、静かに、しかしソウルドアウト凶暴につき──成田蓮の反撃は、まだ始まったばかりだ!!